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会員稽古作品(五) [書道]

 コロナ禍自粛で 書を楽しむ会 の 稽古は会場の公民館が閉鎖されてお休みでした。

しばらくぶりの稽古です。

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   2か月余りのお休みの間に 各会員の思いを 帖などにまとめたり 

   創意工夫をした稽古作品の一部です。

 

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数点を 拡大しました。

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 ↑ は 昭和44年 競書雑誌 書道美術 に記載されていた日比野五鳳先生のお作品


     目習い 手習いすることになりました。

 





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聖徳太子と法隆寺展 [心の遠景]

聖徳太子1400年遠忌記念 特別展 「聖徳太子と法隆寺展」へ 

上野の 国立博物館に行ってきました。


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予約なしで 当日券ではいれました。


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      平成館へ行くまでに


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   平成館入口


 館内は撮影禁止ですので

 この展覧会については ぜひ ↓ の

 東京都国立博物館の ページを ごらんください。↓






わたしは70年ほど前に大阪の四天王寺中学へ入学 そのまま高等学校へ進み

書道部に入部し 展覧会に出品した 高校2年生の時の作品です。 ↓


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会場に展示されていた 17条健憲法の版木をみて思い出し

67年ぶりに 押し入れから出してきました。

恥ずかしい軸ですが 高校生の時の唯一残っていたもの 

この軸が 書における今の私の原点だったような気がしております。

全紙に 聖徳太子17条憲法の 第1条 「和を以って尊し・・・・・」です


↓ は 10年ほど前に写経を書く紺紙に銀泥で書いた 帖の中の一点です 

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  ↓  は  漢字 ひらがな フリガナをいれて二層紙に書いた下書きです。


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  展示の 梓弓に目がとまりました。


  会津八一著の 「自註鹿鳴集」の南京新昌の中に 

 「御遠忌近き頃法隆寺村にいたりて」 の言葉がきのあと

  歌 4首が 書かれています。

  その中の4首目の歌です(↑の「1089ブログ」に弓の写真や解説が出ております。)

  みとらしの あずさ の まゆみ つる はけて ひきて かへらぬ

   いにしへ あはれ


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     ↑ 原文はひらがなだけで書かれています

     ↓ 私なりの漢字に変換して書きました


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   ↓ は 変体仮名を使って書いてみました

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国宝の薬師如来坐像の光背背面の銘文 灌頂幡 法華義疏など拝観 

素晴らしい心に残る展覧会でした。


↓ は 10月10日まで

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            本館前の池 

         雨の輪も古きけしきや蒲の池  虚子の句





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連合書道展 関東女流書展  [書道展]

   昭和23年に 公募展ではない連合書道展が開催されてから 今年は第72回目である。

 日本書道美術院に所属する各団体が 思い思いの作品や日頃の成果を示す作品を

 自由に発表することができる展覧会である。  

 関東女流書展は 昭和61年から 特別企画として開催されるようになりました。

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   会場風景


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                 ↑ の作品

         道元禅師の和歌に 英訳を入れたのは

         書も世界的に広がっていく期待を込め 実験的な私の作品です。



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  コロナ禍による自粛もあり 上野公園は秋の気配がただよっていました。





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立秋の日によせて [こころの近景]

   残暑お見舞い申し上げます

  7日 立秋の日によせて 古今集の歌や 俳句のお稽古をしてみました


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   秋きぬと目にはさやかにみえねども風の音にぞおどろかれぬる  

  (古今和歌集 巻第4 秋歌 上 秋立つ日よめる 藤原敏行朝臣)

 


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   河風の涼しくもあるかうち寄する波とともにや秋はたつらむ 紀貫之



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   み山路やいつより秋の色ならむ見ざりし雲のゆふぐれの空 慈円 (新古今集)



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   山はまたつくつくほうし鳴く声のまねくすずしき秋立ちにけり (北原白秋)

  



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        さまざまの雲ゆきあひて秋に入る 桂信子  


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        微々の秋渺々の秋立ちにけり 相生垣瓜人



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       今朝秋の草の匂ひの観世音  鷲谷七菜子


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        秋風や過去ふりかへる旅に出て  眞砂女



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        足弱ることも秋意の 一つかな  眞砂女


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       立秋や雲の上ゆく雲とほく  眞砂女


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 7日の夕方 小田急線の海老名あたりの電車の中から 大山方面に向かって

 台風の前触れのような雲でした


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我が家の裏の人住まぬ庭は水引の花が咲いています


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我が家の庭の朝顔の花 数年前に宇宙へ旅してきた朝顔の子孫の種を昨年いただき、

 今年咲いてくれました。






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第72回 毎日書道展 (2021年) [書道展]

第72回 毎日書道展・東京展が 国立新美術館で 開催中


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詳しくは  ↓



↓ 会場風景 作品など バーチャル展示で見られます。

(数回くらいバーチャル画面をクリックしていくと、矢部氏の作品が大きく見られます。)



1室 会員賞 (毎日展会員を対象とする賞)の部屋


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部屋の中央に展示されている 矢部恵子氏の作品

毎年春に鳩居堂で開催される吹筆会展で

お世話になっている矢部先生の受賞、作品の素晴らしさに うれしくおもいました。

毎日新聞の受賞作品の紹介に

「字画と墨において「省略」という制作の命題を踏まえ、上代様の上品性を存分に発揮した

大字的中字的作の白眉(はくび)。と評されています。


 7月14日 毎日新聞 夕刊に 書文化研究者の 名児耶明氏の 

第72回毎日書道展 寄稿に心惹かれました。寄稿文の一部紹介させていただきます。

「・・・・人間が作り出す芸術作品とされるものには、絵画や工芸品、書など

さまざまなものがあり、よく見ると誇張や不自然なものもあるが一つの作品として

見たときにはそうした違和感もなく、それが自然のことで優れたものと感じさせるのである。

書の場合かすれやにじみといった表現手段も誇張しすぎるとインパクトはあっても不自然に

感じられることがある。

そこを乗り越えることで、われわれが自然の美しさに感じるような必然的な美を、

書でも再現することができ、魅力的な作品になると思う・・・・・・」


会場風景 ↓


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特別展示として (7月8日から8月1日まで)

「東京2020大会応援企画-現代日本の書―選抜展示」

中堅・若手作家らの大作の特別展示されてます。


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さねさし作品

今年 6月から 東京都国立博物館 平成館で開催された

「国宝 鳥獣戯画のすべて」


は終了しました。

高山寺の 明恵上人については 「美しい日本の私ーその序説」 に

書かれている あかあかの歌を ぜひ作品にしたいと思っていました。


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明恵上人の和歌   あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月   

          雲をいでてわれにともなふ冬の月かぜや身にしむ雪やつめたき 


美しい日本の私には あかあかやあかあかあかやあかあかやあかやあかあかあかあかや月


 あかあかやの 和歌 上人歌集の歌と 川端康成の 美しい日本の私 ーその序説ー 

 で紹介されている和歌と 一字 「や」の字の位置が 違っています。

作品を書くにあたって 明恵上人の 歌を書くべきか 川端康成の 歌を書くべきか

何故違っているのか 気になりつつ しかも 「あか」の文字が 全部で12 あり 

この あか をどのように表現するかに 迷い迷いの作品作りでした。








国立新美術館 風景



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七夕によせて [かな書を楽しむ]

今日は 七夕さまの日です。 

先日 七夕によせて 萬葉集に詠われている 七夕の歌や 

七夕の季語の入った俳句 たなばたさま の唱歌などの稽古をしました。

昨日 和歌や俳句、願いをかいた短冊をみんなで 笹に飾ってみました。

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    廊下にひととき 飾らしていただきました。


 ↓ 先日 稽古した作品


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萬葉集の歌

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季語 七夕の俳句を 

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 ↓ 唱歌 たなばたさま

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     今宵 おほしさまが 見えますように





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六月の十五日にちなんで萬葉歌を [手習い]

6月の15日にちなんで 萬葉集の歌の手習いをしました。


  富士の嶺に零(ふ)り置く雪は6月(みなづき)の15日(もち)に消(け)ぬれば

  その夜降りけり

  不盡嶺尓 零置雪者 六月 十五日 消者其夜 布里家利     

               旧暦 6月15日は 新暦では 2021年7月24日 だそうです

             新暦 6月15日は 旧暦では 2021年5月6日 だったそうです。


 武田 祐吉著 萬葉集全講から 


漢字で書かれている原文と 書き下し文 をそのままで書く稽古から始めました。


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次に ↓  「万葉百首 五鳳」 などに収められている作品を目習い臨書を楽しみました

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なかなか作品にはなりません。50年筆を持っていただけ 慣れのいやらしさが

でてしまいます。単なる筆すさびに終わりました。


   

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日比野五鳳 萬葉百首 の 巻末の

「筆を擱いて想う」 や

日比野 実編著の 「日比野五鳳」の 論考 「日比野五鳳をよむー五寶の言葉をもとにー」

の実氏の 文を読むたび 深い感動を覚えます。 

  

「書とは、かたちある文字をかりて表現され鑑賞されるものではありますが、その本質は、

じつは、かたちある文字を超えるところのかたちなき世界、からちなき心象の世界に

あるようにわたくしは考えます。

 それが書の生命(いのち)であると確信をいたすのです。」


 このお言葉が少しわかりかけたこのごろです。



 













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あるべきやうわ [心の遠景]

6月1日から 東京国立博物館 再開館となり 平成館での

特別展 「国宝鳥獣戯画展のすべて」が 鑑賞できるようになりました

 詳しくは ↓ クリック





 

高山寺  明恵上人は 「夢記」で有名 短歌にもすぐれ また

「あるべきやうわ」についても有名である。

 

河合隼雄 「明恵 夢を生きる」から

「あるべきやうわ」 

「高山寺に欅づくりの掛け板が現存している。これは明恵がその弟子らちと共に高山寺に住んでいたとき、その生活の上でまもらねばならぬ規律(清規しんぎ)を記したものであるが、その冒頭に「阿留辺幾夜宇和」とかかれている。この言葉は明恵にとって、自分の生き方を律するための簡潔にしてかつ根本的な言葉であったと思われる。・・・・・


我に一の明言あり。われは後生資からんとは申さず。

縒りて仍()りて、阿留辺幾夜宇和といふ七字持(たも)つべし。是を持つを善とす。人のわろきは態(わざ)とわろき也、過ちにわろきには非ず。悪事をなす者も、善をなすとは思はざれども、有るべき様にそむきて、まげてこれをなす。此の七字を心に掛けて持たば,、敢て悪き事有るべからず。・・・・・


明恵が「あるべきやうに」とせずに「あるべきやうわ」としていることは、あるべきやうに」生きるというのではなく、時により事、その時その場において「あるべきやうわ何か」という問いかけを行い、その答を生きようとする、極めて実存的な生き方を提唱しているように、筆者には思われる。・・・・・

と書かれています。


高山寺のHP



には 阿留辺幾夜宇和の 碑の写真 は 「阿留辺畿夜宇和」 「幾」 が 「畿」と

書かれています。


「阿留辺幾夜宇和」の文字を短冊に練習しました。 


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  ↓ は 変体仮名でのお稽古 

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    愛累部喜夜雲〇  安類幣支屋宇和  安留邊幾也宇輪   




 ↓ 5月の 稽古作品です


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西行の桜の詩人といふことがあるのに対して、明恵を「月の歌人」と呼ばれるほど

月の和歌を詠まれています。

5月19日の スーパームーン の皆既月食 曇っていてほとんど見られませんでしたが、

雲間から数分ほど我が家の二階から ぼんやりと 見ることが出来ました。


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 ↓ 小さな デジカメ 望遠で 撮りましたにしてた。

 

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子供の日によせて  [こころの近景]

子供の日によせて こいのぼり のうたや

五月の頃の 俳句 や 短歌の稽古をしました



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 ↑ の写真は 5年ほど前の写真 

 コロナの自粛で 昨年今年も ↑の場所での 鯉のぼりの風景は みられませんでした。

 里山に近いこのあたりにも 鯉のぼりのあがった家は ほとんど見つからず 

 やっと見つけた 鯉のぼりです。



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↓は 作者不詳 大正三年 尋常小学唱歌五学年用 に乗っていた 鯉のぼり の詞


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久しぶりの稽古 [かな書を楽しむ]


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書を楽しむ会の稽古場所の 公民館の前 には コロナで縮小された 鯉のぼりがおよいでいました

 

     4月のお稽古作品です


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   古新聞の広告の余白に万葉集の歌を書いたり 朝日新聞に 記載された記事

  ピーター・マクミラン氏の詩歌翻遊を参考に 俳句を書く稽古をしました。





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吹筆会展(2021年)のご報告 [書道展]

吹筆会展は厳しい時勢にもかかわらず 多くの方々にお出ましいただき 

無事終了いたしました。


 吹筆会は 会員は仲間という関係で 初心者も、経験者も平等という会です。

 各会員 それぞれの思いを自由に好きに創作する。 

 上手下手よりも 品格を一番大切にを こころがけることになっています。


お陰さまで、会場に入って来られた方が 「ほっとする空間・・・・]

[とても 落ちつく・・・」 

などのお言葉をいただきました。



 展示作品 の一部です


福地桂玉氏 作品

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巡礼 ひとり旅こそ仄かなれ空にはるばる身はうつつ

   巡礼のふる鈴はちんからころりと鳴りわたる一心に縋りまつればの  白秋歌

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国上山老ひ極めつつ相聞のうたありしこと華ありしこと 佐藤信子歌


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   月の道シルクロードへつづくなり 三七子句


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エンタンス唐招提寺の御柱に青葉若葉の風吹き渡る 桂之助歌

 

 先人の作品 コーナーには

会津八一

越後国上村乙子詞畔良寛歌詞碑文

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   後学秋艸道人 禄 と書かれています


良寛歌詩碑については  ↓ をクリックしてごらんください。



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       ↑ 近藤龍観先生作  三井寺「愛染明王」



矢部恵子氏作品



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 会津八一歌  もろ足につちふみしめてこそり立てくによみかえるけさのあしたを

  

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當麻寺に 役小角の木像を見て

おにひとつ行者のひざをぬけいでて霰うつらむ二上のさと  会津八一歌


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斑鳩の里のをとめは夜もすがらきぬはたをれり秋ちかみかも 八一歌


会員作品

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しぐれのあめいたくなふりそこんだうのはしらのまそほかべにながれむ 八一


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萬葉集 秋野雨咲有花乎指折可伎数數者七種花

    あきののにさきたるはなをおよびをりかきかぞふればななくさのはな 憶良


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         養生訓 貝原益軒


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↓ は さねさし作品


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相模の大山は雨降山、阿夫利山、霊山ともよばれています。 

そのふもと近くの里に棲んで 半世紀近くになりました。

芭蕉の 「雲霧の暫時百景を尽くしけり」 

この句のような雲霧の大山に魅せられ写真を撮っておりました。

今回 その大山の写真を加工、巻物風にして日記のような歌を書いてみました。

撮った年数、サイズも大きさも色も違う写真を、墨絵風の巻物にパソコンで加工すること、 

プリンターに印刷できる料紙、 また、墨がのる料紙選びに苦労しました。

巻物は 東京国立博物館で買った「雪舟筆国寶山水圖」、便利堂さまの印刷巻物を参考に 

栢美さまで表装をお願いいたしました。


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↓ 巻物の釈文として 帖にしたもの。


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今年の桜はことのほか美しく


桜花いのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり  岡本かの子歌 心に沁みます


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吹筆会展(2021年)のおしらせ [書道展]

吹筆会展開催中のお知らせ

銀座 鳩居堂画廊4階で 3月28日(日)まで 

            午前11時~午後6時まで

             最終日は 午後4時まで

↓ 会場風景



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         ↑ 先人の書は  会津八一 (秋艸道人)の 書です


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会員作品はつぎの記事にアップいたします


どうぞご高覧くださいませ。





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春の苑くれないにほふ桃の花 [こころの近景]

近くの日向薬師へ 詣でる途中 桃林のうつくしさに惹かれ 車中から撮りました

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萬葉集の 大伴家持の歌

を思い浮かびました

講談社から 昭和54年発行の 日比野五鳳先生の「萬葉百首」の本 ↓

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この作品集の中の82番目の作品  

 はるの苑くれなゐにほふ桃の花したてる道にいでたつをとめ

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42年前に購入したこの本は 今私の宝物となっています。


特にこの作品には 「桃の花」や 「苑」の文字に惹かれ 幾度か 臨書しておりましたが

なかなか 私の作品にはなりません。

日比野先生の 素晴らしさ 偉大さに感深くしております。


 芸術新聞社から 2010年発行の 「日比野五鳳」 の本の中にも

萬葉百首 が でており学ばせていただいております。

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   稽古作品 です


 

  はるの苑くれなゐにほふももの花した照るみちにいでたつをとめ


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   この里の桃のさかりに来てみれば流れに映る花のくれなゐ 良寛の歌



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     ふだん着でふだんの心桃の花 細見綾子の句


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       野にでれば人みなやさし桃の花  素十句


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     故郷はいとこの多し桃の花 正岡子規句

 

 桃の花の 和歌や俳句の稽古に暮れていしまいました。



 



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現代女流書100人展 (第52回) [書道展]

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 2021年3月1日まで 

日本橋高島屋 で開催中です。


外出自粛中などで、 今年は残念ながら拝見できません 詳しくは ↓ をご覧ください。



現代女流書展の思い出は 

平成4年に 初めて出品させていただきました。恩師筒井敬玉先生のお陰でした。

その時の 図録が ↓


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  ↑  筒井敬玉先生の お作品

  


↓ は 折口信夫歌 

吉野山さくら咲く日にまうで来てかなしむ心人知らめやも  

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      平成12年に出品した作品 

    

 万葉集の歌

ひさかたの天のかぐ山この夕霞たなびく春立つらしも  柿本人麻呂

他4首を  襖用の紙に書いた作品です。





はがきや図録の梅の絵に 心をよせて

萬葉集の梅の歌や 俳句を遊びの写真に手習いをしました。


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写真のまんなかあたりに うっすらと月が見えます。

お昼間に見える月は うっすらと控えめで 夜半の満月とは全く違った余情をかんじます。






春もややけしきととのふつ月と梅  (芭蕉句)

 

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知人の結婚を祝って色紙に書き贈られた 言葉です。


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↑ の梅の木は おもいのまま という名前で 一本の木に 白と紅 の花がさきます。

一輪にも 白に ピンクの色の花ビラが 混じっていたりします。

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朝日新聞 星の林に の記事 

ピーター・j・マクミラン氏の

詩歌翻遊 からの英訳を 書かせていただきました。






昨日から裏の竹藪で 鶯がなきはじめました。

まだ笹なきのような幼い鶯や 少し上手に鳴けるようになった鶯の声音など

癒されています。

美しい声で上手に鳴く頃には コロナも収まっていることを願いつつ。 


 




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NHK 全国俳句大会 全国短歌大会 [短歌俳句]

第22回NHK全国俳句大会 全国短歌大会 は 

NHKホールの公開による開催が中止されました。

応募した人に送らてきた 入選作品集 と「特選作者の横顔と選者からのメッセージ」 

                  

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短歌大会入選作品集 と「特選作者の横顔と選者からのメッセージ」

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上位作品の紹介や選者の選評を中心とした番組はEテレで 

  短歌は2月21日 俳句は2月28日に放送予定


詳しくは ↓ をクリックして ごらんください



今回久しぶりに何気なく応募した入選句です

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古寺や土塀などの崩れそうな姿の風情に魅せられています。

花の姿の美しさが 次第に朽ちていく様を愛惜しむようになったのは

わが身の老いの深さを感じるようになってからでしょうか


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短歌の入選歌は

まもなく89歳になる夫が 一昨年ごろから物忘れをするようになり

精神科を訪れたころの歌をよみました。

 うっすらと記憶失ひ行く夫とみる大山は望洋として

今は 病はだいぶ進行して 「うっすら」ではなくなり

「望洋」は「茫洋」としています。

病院は 相模の大山 阿夫利山がよく見えるところにあります。

季節により 時間や 天候により 姿をかえる霊山に癒されています

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立春 あかつき闇 [こころの近景]

春立つやあかつき闇のほぐれつつ  久保田万太郎の句


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 あかつき闇 とは広辞苑によれば 「月のない明け方」と書かれている。

 2月3日 立春の朝 6時ごろ我が家の裏から少し高台へ出かけました。

 東の空は赤くなりはじめていました。

 この空のようなのが あかつきの闇というのかもと、

 写真を撮りました。

また 朝日新聞 新春詠に 佐々木幸綱先生のお歌 そのままの景のような気がしました。

  濃紺の闇をすみれ色の大空へ移しつつ新年の日がのぼりくる


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春立つ日 気ままに思いつくまま 俳句や短歌の 手習いをしました。


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   今朝みれば山も霞てひさかたの天の原より春は来にけり  源実朝


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   袖ひぢてむすびし水のこほれるを     ひさかたの天の香具山このゆふべ

   春立つ今日の風やとくらん 紀貫之    霞たなびく春立つらしも柿本人麿




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  春立つやあかつき闇の      春立つと古き言葉の韻よし

  ほぐれつつ  万太郎            後藤夜半


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むらぎもの心に遠く春立ちぬ 蛇笏    何事もなくて春たつあしたかな 士郎

    

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いささかの雨に春立つ夜となり      みよし野は山も霞みて

                    白雪のふりにし里に

       石川淳          春は来にけり 

                        藤原良経

    


久保田万太郎さんの 俳句

検索すると


 春立つや あかつきの闇 ほぐれつつ

 春立つや あかつき闇に ほぐれつつ


「あかつきの闇」なのか 「あかつき闇に」なのか 両方あるのか

 

 気になりながら あかつき闇(暁闇)の 空の美しさに

 しばし、見惚れていました。

      

    

  

     



  

      


  

   




  


               


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日書展(2021年) 月の船 [こころの近景]

久しぶりに上野の東京都美術館へ日書展を見にでかけまた。


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さねさし作品


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万葉集 の 天を詠める歌 

「天の海に雲の波立ち月の船星の林に榜ぎ隠る見ゆ」

柿本人麻呂歌集より


昨年2020年9月15日 朝5時過ぎのころ

玄関をでると 

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船が浮かんでいるような三日月を生まれて初めて見ました。 

万葉集の歌に詠まれている 月の船 にそっくり、

1200年前の 万葉人になったような気分になり、

人麻呂が見たのと同じような月の船を見た興奮がしばらくつづきました。 

ぜひこの月の写真を料紙にかさねて この歌を作品にしようと決めました。



縦横150センチの額に

上半分に 全紙サイズの大きさに 変体仮名を使った仮名作品らしく、 

下半分の 右に 

月の船に見える写真に 書きくだし文を 

真ん中は

「Manyou Luster 万葉集」リーベ英雄 英訳を

左の扇面には 

漢字だけで書かれている原文を  

その下には落款のように 

小さい満月の写真に ひらがなだけで書いてみました。


実験作のように書き出品した作品です。


帰りに 同じ美術館で開かれていた展覧会を拝見して 帰りました。

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上野駅までの道すがら 西洋美術館の庭園に立つ ロダンの 「カレーの市民」の

彫刻を見上げ、コロナ禍の今の世と

死に直面した男たちの恐れや苦悩をあざやかに表現されていると、いわれる像に

心を残しつつ岐路につきました。


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あけましておめでとうございます [こころの近景]

新年あけましておめでとうございます

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     令和三年の初日の出は、家の裏から拝みました。


今年は丑どし


菅原道真公は845年、丑年生まれだったそうです。


1月生まれの私も丑 今年、7度目の丑年を迎えました。 

菅原道真の歌
  東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春をわするな 
                        
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つれづれ草 に書かれている 延政門院の歌

  二つ文字丑の角文字直ぐな文字歪み文字とぞ君は覚ゆる   があります


   丑の角文字は「い」  

   直ぐな文字 「し」 

   歪み文字は 「く」


牛の角文字 「い」から始まる歌 の稽古をしました。

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石ばしる垂水の上の早蕨の萌えいづる春になりにけるかも  志貴皇子歌





二日 いつも日向薬師へ詣でていましたが、コロナ禍で 初祈願は叶わず、 

近くの小野神社へ詣でました。



古事記に出ている 歌 

さねさし相武の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも    

                        弟橘姫の歌です。

問ひし君は 倭建命(ヤマトタケルノミコト)で

この倭建命が祀られているともいわれている小さな神社です。


この神社について 14年前に書いた記事があります。 

↓をクリックしてみていただければ嬉しく思います。











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会員稽古作品(年賀状ほか) [かな書を楽しむ]

 令和3年用の年賀状の稽古 他


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新年用の 短歌 俳句 をはがきに 書く稽古




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12年前の丑年の 年賀状の記事は  下をクリックしてみてください




ほかに


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公民館の近く 大変な年もはや師走を迎えました。

閉じこもりの中でも稽古でき、書を楽しむことが出来る幸せを

感じることが出来ました。







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稽古照今 [かな書を楽しむ]

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 先日 NHKの夕方の放送 悩み相談の渋護寺の番組で 僧侶釈撤宗さんの お話に 


「古事記に出ている稽古照今」という言葉を夕仕度中耳にし、調べてみました。


 稽古照今 とは


昭和33年 岩波書店発行の 日本古典文学大系1 古事記 祝詞 では


 古事記 上巻の序に


原文は 漢字ばかりでかかれています。


「雖歩驟各異 文質不同、莫不稽古以縄風猷於既頽、照今以補典教於欲絶。」


 「歩驟各異に、文質同じからずとも雖も、古を鑑へて風猷を既に頽れたるに縄し、


  今に照らして典教を絶えむとするに補はずということ莫し。」


 (ほしうおのおのことに、ぶんしつおなじからずといへども、いにしへをかむがへて ふう いうをすでにすたれたるにただし、いまにてらして てんけうをたえむとするにおぎなはずといふことなし。)


 意味は 古を稽みて、今を照らす(いにしえをかんがみて 今を照らす)


 かな書を楽しむ私たちにとっての 稽古照今とは


日本には素晴らしい古筆とよばれる平安時代に書かれた古今和歌集が書かれた 国宝の古今和歌集(元永本) 高野切れ、寸松庵色紙、継色紙 関戸本などの肉筆がたくさん残っています。


これら博物館や美術館などで展示されているときに、古筆の本物を鑑賞したり、また平安朝かな名籍選集などを観ながら臨書したりして学んだりしながら それらを今現代における書作品に生かし、 心に響く美しい言葉を 品格高く、余情ある感動をよぶ作品などを目指し、心をも照らすよい書を書くための 稽古と解釈しております。


現代の展覧会壁面大字作品は 漢字かな交じりの書作品でも デフォメル化されすぎて読めないような作品が多く、書かれた言葉の内容を読み解くことすらできない作品に悩んでしまうことがあります。これからの現代の書、未来の書とは?と模索しております。


現在


 東京世田谷の 五島美術館で 2020年11月29日まで


平安の書画 古筆の絵巻‣歌仙絵 開催中です ↓


 五島美術館 https://www.gotoh-museum.or.jp/event/open/


 東京国立博物館では


古筆の展示中です


https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2050


書と紙ー平安時代の美しい料紙ー


本館 特別1  2020924日(木)  20201123日(月)


  国立博物館の


オンラインギャラリートーク  平安時代の書と紙 


↓をクリックして



 ぜひ ご覧になってください


 稽古照今 から


利休の百首のなかの


「稽古とは 一から出でて十を知る 十から またその一 」この言葉を連想しました。


良寛の歌 貞心尼の返歌に 「つきてみよ一二三四五六七八九の十十とおさめてまた始まるを」という歌へと連想しました。


↓は 深み行く秋の日の稽古日、思い思いの会員の稽古作品です


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毎日新聞 11月15日の朝刊に 九州国立博物館長の 島谷弘幸氏 記事


「書の楽しみ」に 造形美について書かれていました。 紹介させていただきます。


 「前回のこの欄では、書は調和が一番大切であると説いた。次に肝要なのは、造形である。その書への感性や技術を磨くためには,先人たちによって作りだされた古典の学書が必要である。このため、書を目指す古今の人々は、ひたすら古典と呼ばれる名筆や好みの作品の臨書を繰り返す。書の美を鑑賞する人においても、美しい書、好きな書を探すには、自らの好みに加えて、伝世の最大公約数ともいえる古典を見ることをお薦めしたい。書かなくても見るだけで、書は上達する。眼習いである。ゴルフでも、テニスでも、我流では上達は望めない。いわゆるイメージトレーニングが重要なのである。・・・・・・」


 



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会員稽古作品(四) [かな書を楽しむ]

台風一過 秋晴れの 森の里にある公民館での稽古です

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今回は 良寛の五十音表の作品を参考にして 

自分なりの万葉仮名の五十音表ををつくることになりました。


良寛の五十音表 は 

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昭和五十三年に 大修館書店より出版された 良寛の書 ↑  のなかに 


↓ 五十音表 の作品がでていました。


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↓ は 釈文 の一部


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読めない難しい漢字が書かれています。


良寛書の 解説は 加藤喜一氏

五十音表の 解説の一部を 紹介いたします。


良寛は古事記や万葉集のほかに、古訓抄や三音考をも読み、記紀時代の古語の音韻を研究しているので、かくも難解な字源を知っていたのであろう。教師という職業は、五のことを教えるのに、五のことを知っているだけでは役に立たない。五のことを教える為には、十のことを勉強しておかなければよい授業は出来ない、といわれるが、良寛も、これほどの字源を消化していたからこそ、変体がなを自由自在にあやつることが出来たのである。




良寛の五十音表を 参考に 五体字類の変体仮名や 書芸文化院の 古典かな字鑑など

参考に 自分の 万葉仮名集の下書きを作りました。



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↑ 芳名帳 を利用して


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   ↑ 和紙のランチョンマットに

 

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市販の帖に書いたいた人


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   ↑ 作った五十音表から万葉仮名を使って俳句の練習した人



 ↓ から  自由作品


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↑ 寸松庵色紙を臨書して自分で帖を作り貼った作品



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会員稽古作品(三) [かな書を楽しむ]

書を楽しむ会 八月はお休みでした。

9月上旬 森の里公民館での稽古に、IMG_2184-700.jpg

公民館まえの百日紅の花が明るく迎えてくれました。


夏休みの間、会員たち思い思に書を楽しみ、たしなんできた成果を

披露しあいました。



 ↓ から会員稽古作品です


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   帖の最後には あとがきまでかかれてありました


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  ↑ 牛乳パックを 開いて 姫屏風に加工して書いたそうです


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 ↑  包装紙に和歌を


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 ↑ 二点は トイレットペーパー に


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  ↑ 九十歳を超えられた女性の作品


心に響いた言葉、 短歌や俳句 詩などを どのように表現するか 表現するための

技術は重要ですが、数年から十数年の稽古経験をふまえて、高齢になったからこそ、

上手に書くことだけではなく、人柄が出る作品を色々工夫して書を楽しむ、

これからの書のいき方かもしれません。




 


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連合書道展 関東女流書展(2020年) [書道展]

久しぶりに書道展を観に 上野の東京都美術館へでかけました。


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  会場風景


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↓  関東女流書展作品


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↑ 万葉集 山上憶良歌 

右 銀も金も玉も何せむに勝れる寶子にしかめやも  

左 What do I need with silver,with gold and gems?

     Could the mosto precious jewel be equal to my child?

       英訳リービ英雄  (Man'yō Luster 万葉集)から


英訳の部分は 銀泥の扱い方が悪かったのか 表具するとだいぶ落ちて読みにくくなっています。

写真をクリックすると大きく見ることができます。





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 ↑ 受付でいただいた チラシ 連合書道展沿革  から (一部)



 連合書道展の第1回は、昭和23年のことで今年で71回を数え、キャッチフレーズは「明るく、楽しく、権威ある・・・・」というように参加各書道団体は、思い思いの作品や日頃の成果を示す作品を自由に発表しており、公募展ではない。出品した作品はすべて陳列するというところが、大きな特色になっている。きわめて特異な展覧会となっている。

戦後の荒廃した世情の中にありながら、日本の文化の中で消えることなく脈々とひきつがれて来た「書道」を生かし発展させるために、必要かくべからざる事業として、連合の書道展は開かれたのであった。・・・・・・・


昭和六十一年の第三十七回展より、新しい企画として「関東女流展」が開催されることになった。今回は第三十四回展である。連合書道展でなくては実現できぬこの企画、その成果に期待したい。



会場を後にして


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      大型台風接近中 雲の流れ早く




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     夕方 帰宅途中 駅に降り立ったところ 雲間からわずかな青空が

              のぞいていました。



   第51回現代女流書展100人展 は  ↓ 


     

    展示模様がバーチャル映像で公開中です ↓










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残暑お見舞い申し上げます [かな書を楽しむ]

立秋を迎えたとはいえ、ことのほか厳しい暑さがつづいております。

残暑見舞いとともにコロナ禍のお見舞いを申し上げます。

家籠り中、撮りためてあった写真を加工し、プリントアウトした紙に

初秋の俳句の稽古をしました。


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  コロナの禍残る暑さ お見舞申し上げます 令和2年 初秋

  ↑ A4の大きさの紙横半分を6等ぶんに折帖のようにしました。

  ↓ は 近くのお寺にいられたお地蔵さんの写真をはがきに印刷して書きました。


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       みなさま どうぞご自愛くださいませ








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扇子や団扇に書く [かな書を楽しむ]

扇子や団扇に俳句や短歌、詩などを書く稽古をしました


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会員稽古作品(二) [かな書を楽しむ]

前記事のつづきです


久しぶりの稽古日の朝 会場近くの公園

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前記事 いろは帖は 下の本「吹筆」を臨書して 作ったマイかな字鑑の帖です。


↓  福地桂玉氏の書かれた 本「吹筆」です  


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 ↓ 見開き            ↓ 表紙 題字は良寛

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 ↑ 良寛 「草堂詩集」


題字は 「吹筆」ですが  ひらがなの いろは・・・~ん、萬葉かなの以呂波・・・~无 まで 

新しい時代の 素晴らしいかな字鑑だと思います。

墨色の美しさ 伸びやかな 魅力ある線 品格のあるおしゃれな書体、

眺めているだけで ほっと心安らぐようなかな字鑑です。 






 ↓ から 自粛期間 家で稽古した会員の稽古作の一部

 

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  英訳はピーター・マクミラン氏






外出できない間、書に取り組む時間が増え、人生の大事な貴重な一瞬となりました。


書にかかわることは、字が上手になるだけではなく すきな言葉 

感動する言葉を救い上げ、その心をどう表現するか、書くか工夫をかさねる 

その過程を楽しみたいと思っています。




 公民館近くの公園の紫陽花の花 

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会員稽古作品(一) [かな書を楽しむ]

コロナ禍で自粛中、公民館会場での 「書を楽しむ会」の稽古も

お休みとなっていました。

自粛解除となり、久しぶり、稽古再開の日に集うことができました。

この三か月の間、会員それぞれ自主的に、創意工夫の跡が見える、その人なりの

書の勉強の成果を、みんなで鑑賞することができました。


・帖や折帖、折手本 練習用半懐紙 半紙 などを使って


・和歌 俳句を書いた人

・徒然草や 三十六歌仙の和歌や 奥の細道(部分)を書いた人

・寸松庵色紙や継色紙の臨書をした人

・いろは帖を作った人

                     など


  ↓  会員稽古作品(表紙の写真)


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  ↓ から 個人の作品

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 ↑ 市販の帖に 吉田兼好の徒然草を料紙に書いて貼った作品(一部)

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↑ 美しい料紙を糸で綴じた冊子本に三十六歌仙を 


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 ↑ 三十六歌仙書きっぱなし これから綴じて本にするところ


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↑ 「色々の花の紐とく」と題して 花の短歌や俳句をダイソーに売っていた帖に貼って


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 ↑ 帖に書く下書き 芭蕉の奥の細道から 


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 ↑ 臨書した寸松庵色紙一点づつを 半切縦2等分しにして仕立て、貼った手作り折帖


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↑ 新しい時代の仮名字鑑のいろはを臨書して和綴本に仕上げた「いろは帖」
                   



 次の記事につづきます














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季語 蛙の俳句の稽古 [かな書を楽しむ]

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相模の大山近くの里山に、小さな名もない池 ほとんど人が訪れることがありません。

その池にお玉杓子が生まれ 今頃はその池の近くの田んぼで鳴いています。

鳴き声に誘われ、

季語は春ですが、蛙の俳句を書く稽古をしました。


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↓ は童謡 蛙の笛 の三番の歌


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山頭火の句を [こころの近景]

コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除が出た県もあり、少しは明るい兆しが
みえはじめました。
東京や神奈川などではまだ自粛中 開催予定だった書の展覧会も中止、美術館なども
閉鎖された今、外にある楽しみを得られない時代、家にいてでできる楽しみを 
自分の内にもっている力で作り出すことができる大切さを感じています。
書を生きがいとして楽しんでいる私にとっては、
書に関連のある 資料や本、創作にあたっての素材探し、書いたり 破ったりの創作の
過程を楽しみながらいつしか日が暮れていきす。
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     山へ空へ摩訶般若波羅蜜多心経       
     山あれば山を観る 
     雨の日は雨を聴く   
     春夏秋冬 
     あしたもよろし
     ゆふべもよろし
                       (ほか6句)
 
   新しい時代にふさわしい書道を求めて漢字かな交じりの書に挑戦してみました。
   しかし、原文どうりで 読みやすく 句意も理解されやすく、品格を失わず、
   作品から 何かしらの余情の感じられる作品とは ほど遠く、
   句を只書いただけで、夢で終わってしまいました。


下からは 気まぐれ草紙(草案)と名付けて 折々に書いてあったものです。


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新聞の記事 に添えられた写真をその新聞紙から切り取ったのに、書いた小さな作品です

        

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    ほととぎす あすは あの山こえて行かう


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山頭火の句 を

はがきに書く稽古をした記事

 ↓

をクリックして 見てくださればうれしく思います








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若山牧水の歌を [心の遠景]

けふもまたこころの鉦をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く 若山牧水歌

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   コロナ禍に都会の文化も閉ざされて、書の展覧会もほとんど中止や延期と

   なっております。

   心身ともに萎えていくような日々、この牧水の歌に励まされています。

   家に籠り整理するなか、50年近く書を楽しんできたなかに、

   気まぐれに下書きのような作?がでてきました。

   セピア彩の心の余韻のように感じております。




   


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