展覧会のお知らせ [展覧会]
● 源氏物語 会館40周年記念
「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで
現代工芸作家の山本茜様から案内を頂き行ってきました
場所 東京富士美術館 (八王子市)
開催中 期日3月24日まで 10時~17時 (月曜日はおやすみ)
詳しくは ↓ へ
● 今をえがく書かながわ
毎日書道店第75回記念 毎日現代書巡回展
2024年 3月16日~3月24日まで
横浜そごう美術館 午前10時から午後8時まで
(18日は午後7時まで)
詳しくは ↓
毎日書道展 第75回記念 毎日現代書巡回展 今をえがく書 かながわ |そごう横浜店|西武・そごう (sogo-seibu.jp)
● 吹筆会展
会場 銀座鳩居堂画廊(4階)
期日 2024年 3月26日~3月31日(日)
午前11時から午後6時まで(最終日は 午後5時まで)
(今年も 先人の書として 日比野五鳳作品1点 陳列予定)
皇室のみやび 受け継ぐ美 展へ [展覧会]
昭和天皇の御製と香淳皇后のお歌を
日比野五鳳揮毫の御製帖 御歌帖から見開きで
各2葉展示されていました。
(展示の第2期作品は 上の写真の 2段目と4段目)
変体仮名を使われずに分かりやすい平がなのみでの表現で
読みやすく 漢字字形の造形の妙 変化に充ちた構成 墨の
濃淡による遠近感 お題とお歌との余白など余情のある
表現の素晴らしさにとても感動してしまいました。
日比野五鳳作品は 3月3日までの展示です。
入館は スマホなどによる予約が必要です。
辰年の春を迎えて [こころの近景]
穏やかな初日の出を拝むことができましたが
西行 山家集から
たつ春の朝よみける
山のはの霞むけしきにしるきかなけさよりやさは春の曙
夕方には一変 能登半島地震ニュースに衝撃をうけております。
被災されたかたがたのお苦しみに心をいため、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしております。
震災に遭われた方たちの心情に心をよせつつ、
良寛の詩 地震後の詩 を巻紙に書いてみました。
よみ
先日大地振世間一同の大変に候。野僧草庵は何事もなく候。
うちつけにしなばしなずながらへてかかるうきめを見るがわびしさ
来春 寛寛
御めにかけ申上度候。
かしこ
臘八 良寛
定珍老
追記
昨日1月15日の毎日新聞夕刊に
養老孟司 方丈記に「大災害後」記事が出ておりました。
特集ワイド:2024・生きてゆくあなたへ 方丈記に学ぶ「大災害後」 解剖学者・養老孟司さん 86歳 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
昨年11月ごろ 漢字仮名交じり文の 手習いにと
鴨長明の方丈記(真字本 訓訳)を巻紙に書く稽古をしておりました。
能登半島 地震の起きた午後4時10分ころ、
穏やかな元旦を迎えられたと 近くの公園で凧揚げなどをしているお子さんたちをながめていました。
この1月11日には 87歳になり今年はハナの年、華やかに生きたい と
葉ボタンの花でドレスアップして楽しんでいたのでした。
年賀状の稽古(2024年 辰年) [くらしの書]
深み行く秋に [くらしの書]
森の里公民館まつりに
書を楽しむ会として
吉川英治の言葉をテーマに 会員各自英治の好きな言葉を稽古しました。
かきながしのままの展示です。
鶯やなぜ人間の世のいくさ 吉川英治
公民館の近くを散策
里山の行く秋を惜しみつつ、早く戦争の終結を祈るばかりです。
茶の花忌によせて [心の遠景]
先月10月31日の毎日新聞夕刊に記載されていた
「花よ、くずれるな」の見出しで 八木重吉の命日の茶の花忌に
重吉記念館を訪ねられた記事を拝見しました。
私も2005年の10月に 茶の花忌参加したことを思い出しました。
還暦を過ぎてから パソコンと写真を始めてまもなく、
好きな重吉の詩を私が撮った写真を和紙にプリントアウトして、
帖の作品にしたのが残っていました。
20年ほど前に書いた 詩のこころをどこまで表現できるか
試みた、つたない作品です ↓
2005年10月に参加した時の写真です ↓
お庭に フジバカマの花にアサギマダラの揚羽蝶
茶の花
書を楽しむ会 会員稽古作品 [かな書を楽しむ]
八月は 稽古はお休みでした。
九月 最初の稽古日 酷暑の中手習いをした 稽古作品を持ち寄りました。
会員は 言葉選びから 原文のまま、また変体仮名をつかったりして
練習用半懐紙を縦書きにしたり 横書きにしたりして、一紙に歌を一首から数首を
構成など工夫をしながら 手習いをした夏休み中の稽古作品を持ち寄りました。
会員の稽古作品
綴葉装〈てつちようそう〉と呼ばれる平安時代の装丁の冊子本を 自作して
今まで稽古していた百人一首の和歌や俳句などを 料紙の失敗した作品の余白を切り取り
冊子に直接書いた作品 ↓
源氏物語の歌などを今まで書き溜めていた作品などをファイルに収めた作品 ↓
小さなスクラップ アルバム(大創など百円ショップで購入した)に失敗作のお料紙の余白や
新聞の余白をカットした紙に 「秋を詠む」と題をつけ 秋の歌や俳句を書いた稽古作品
同じスクラップアルバムに
以前に帖作品にした作品を 1枚ずつ写真に撮り貼ったものです
たくさん書いてきた作品を 机に広げみんなで鑑賞しながら
一部写真に撮ることができた作品を整理しまとめてみました。
酷暑の中 自由に思いのまま 各人それぞれ工夫を凝らし
楽しみながら稽古した細字作品です。
下の綴葉装(てつちょうそう)とよばれる装丁の冊子本は
東京国立博物館 - ミュージアムショップ (tnm-shop.jp) で買ってきました
糸で綴じられています 表紙 背
第74回連合書道展 第37回関東女流書展 [書道展]
秋立つ日の手習い [稽古]
第74回 毎日書道展 [書道展]
猛暑の中 国立新美術館へ 毎日書道展を観に行ってきました
毎日書道展について
↓ の 書のひろば をクリックして 動画もご覧ください
第74回毎日展 片岡実行委員長に聞く (shonohiroba.jp)
会場風景
創意の発現 半世紀の歩み 展へ [展覧会]
吹筆會展(2023年)のご報告 [書道展]
2023年3月28日(火)から 4月2日(日)まで
銀座鳩居堂で開かれました吹筆會展は終了いたしました。
ご報告させていただきます。
会場風景
先人の書 原子朗先生御作
主宰 福地桂玉作品 ↓
矢部恵子作品
会員作品
会員、それぞれの思いを秘めた言葉を選び、
読みやすく、明るく 清らかな作品をとの願いのこめられた會でした。
初春によせて [こころの近景]
一茶、そして良寛・八一 展のお知らせ [展覧会]
関東女流書展 (第36回) [書道展]
第73回 毎日書道展(2022年) [書道展]
org/syodoten/
會津八一記念博物館へ [展覧会]
先ず1階の 常設展示室へ
會津八一の 歌の御軸、拓影の御軸など拝見しました。
歌は ひらがなだけで書かれている作品数点、
短歌を ひらがなで 仮名作品にすることは一番難しく、
読める作品を求められてる現代ですが ひらがなだけで 品格のあるいい作品に
することは やさしいようでもっとも難しいと感じております。
現代の和歌や俳句は著作権の課題があり 書作品制作には制約が多くなってきているように思います。
力強い仮名だけでかかれている 歌のお軸 数点 ゆっくりと拝見した後、
近代美術室へ
絵を見るまなざしー坂崎坦と坂崎乙郎の集めた絵画を中心に の展示室へ
林 武 須田国太郎 猪熊源一郎 小野竹喬等の絵などの絵が 21点展示されていました。
つづいて
富岡コレクション展 みほとけと祈りのかたち 展へ ↓
【富岡コレクション展】みほとけと祈りのかたち 2022年5月12日(木)~ 6月27日(月) – 早稲田大学 會津八一記念博物館 (waseda.jp)
奈良~室町時代折本帖 手鑑 銘 ちり連 初めて拝見
写経大聖武 中聖武 断簡 から開かれていました。
巻子装の鎌倉時代の 大般若経 巻第70 が展示されていました。
2階へ
はつ夏のころの手習い [稽古作品]
MOA美術館へ [展覧会]
吹筆會展(2022年)のご報告 [書道]
先人の書は 日比野五鳳先生の古筆のようなお軸作品
故郷やどちらを見ても山笑ふ 子規句
福地桂玉先生作品
福衆海無量 禅語
のどかさに寝てしまひけり草の上 東洋城句
室生寺の貞観佛はおほらかに青葉若葉の中にほほゑむ 桂之助
矢部恵子先生作品
この水のみなもと遠くほのぼのし馬酔木 の花も咲きそめぬらむ 白秋
会員作品
友情出品作品
会期中 吹筆会展の「吹筆」の読み方をきかれることがありました。
良寛の草堂集の詩から 吹筆をいただき「すいひつ」と読みます
文字の「吹筆曾」 も良寛の文字です
↓ 吹筆 という 本に 吹筆の出典がでています
↑の 「吹筆」は 日本の美 平仮名・万葉がな手本 となっています
筆者 福地桂玉
吹筆會展(2022年)のおしらせ [書道展]
世の中は空しきものと [こころの近景]
白梅も大つぶの涙をながしているような
一日も早く戦争が コロナも終結しますように
春立ちける日よめる [こころの近景]
古今和歌集の 紀貫之の歌のお稽古です
↓ 一月の稽古
↓ 公民館のすぐ近くの 小さな梅林です
梅林の奥に高くなりすぎた樹が伐採されていました
シラサギと カモと仲良く アオサギもいます
令和4年お正月明け 日書展が
上野の東京都美術館で 4日から10日まで開かれました
会場風景です ↓
↑ 短歌 四季の野辺 襖紙に書いた作品です。