銀座の書道展 先人の書 [吹筆会展]
酷暑のあと 急に涼しくなり 雨の日がが続いたころ 銀座で書道展が開かれていました 会員作品のほかに特別に 先人の書として
会津八一 熊谷守一 本阿弥光悦 魯山人 日比野五鳳 の作品が日替わりに展示されていました
初日は 会津八一 の作品
かきのみを になひてくだる むらびとに いくたびあひし たきさかのみち
二日目は 熊谷守一の作品
流水心不競
3日目は 本阿弥光悦の作品
4日目は 魯山人の作品
最終日 日比野五鳳の作品
あふみの海 夕浪ちどり ながなけば こころもしのに 古おもほゆ
柿本人麻呂歌 万葉集
ゆったりと鑑賞でき 現代の書家の字とは まったく違った味わい深い書にふれ
至福のときを味わいました
会場はこの近くの画廊で
熊谷守一の書は、絵と同様に、不思議な味わいがあって、とても面白いですね。
展覧会場での、素晴らしい作品との邂逅。
その時、ゆったりと流れている時間は、将に至福のひと時だと思います。
by albireo (2008-08-31 01:06)
sanesasiさん・・・毎日、通ったのですか?
好きなことに浸っていられる幸せって・・・人生の宝ですね~。
天使が「達磨さんが転んだ~♪」をしているような・・・、かわいい姿。
by こぎん (2008-08-31 09:49)
味わい深い個性をいつかは身につけたいと
思いながらも、こういう書を観るとまだまだ山は
遙かに高し、山頂どころか麓も見えずです。
by aranjues (2008-08-31 13:55)
恥ずかしながら、中学2年まで書道教室に通っていました。
小学校、中学校では市レベルでは賞をもらった事がありますが
作品は次元が違いすぎます!
私はお手本を必死に勉強していたレベルでした。
味の世界まで表現できませんでしたが
今 猛烈に味の世界を感じます!!!
by ハイマン (2008-08-31 22:53)
「流水心不競」なんとなく意味わかりそうな...でも何?
by tanaka-ma3 (2008-09-06 10:24)
書道展、全く素人の私には見る目はありませんが、雰囲気はとっても大好きです。
仮名文字は全く読むことが出来ませんが・・・。
by INOUE (2008-09-06 21:05)
albireo さま
書家でない方の 有名な方の書は ほんとにいい味があり こころ打たれるものがあります 書道を習い始めの人たちにとっては 守一の書は下手と思われるでしょうが 決して上手いだけでは感動を与えてくれませんね
こぎんさま
日替わりということで 行って見ないと何が展示されるかわかりませんので
通いました ほんとに楽しい展覧会でした
aranjues さま
おっしゃるとおり 書の道は 山高く いつまで経っても頂上にはたどり着けません 上らずに 気づかずにくだっている場合があり 恐ろしいです
ハイマンさま
味のある世界は ほんとうに難しく ただ上手に書くだけでは出ませんし
先日 読売書法展を見に行きましたら 「東京ゆかりの先人たち」も展示されていて 芥川龍之介や 漱石の書など とてもよかったです
書だけではなくて 写真にも通じると思っております
by sanesasi (2008-09-07 09:50)
tanaka-ma3 さま
「流水先不争」はよくつかわれる言葉で 守一氏も よく書かれていますが
この「心競わず」は 初めて見ました 単純に考えれば いい言葉でこういう心で生きてみたいと思いますが 深く考えると わからなくなってきました
INOUEさま
ありがとうございます 字で絵を書いてあるという見方も楽しいと思います
かな作品は 書風が違いますと かな専門に勉強している人にも読めない場合があります
読みやすいかな作品を書くことは 一番難しいです
読めて 言葉のイメージどうりで 尚且つ書作品としても素晴らしいという作品作りを目指しておりますが はるか彼方です
by sanesasi (2008-09-07 10:54)
いいですね。ため息が出ます。
現代の書とは違うのですか。
by penpen (2008-09-09 21:43)
penpenさま
ありがとうございます 書道にもいろいろなジャンルがあり また現代の書に対する考え方もいろいろあると思います とっても難しいです
by sanesasi (2008-09-10 06:07)