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冷泉家 王朝の和歌守展 [展覧会]

冷泉家 王朝の和歌守展 後期展(東京都美術館)へ行ってきました

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 現代は短歌ブームとか 短歌をなさっていられる方や 又短歌を書にする仮名書道を

勉強する方たち 「日本の美」の原点ともいえる優雅な文化に触れたいという人たちが

たくさん熱心にみていらっしゃいました 

醍醐天皇の勅命によって 勅撰集「古今和歌集」を 定家は 16回も書写されたとか

膨大な数の 勅撰集 私家集  歌書さまざま(源氏和歌集など) 宸翰 

美しい料紙 装飾本等に圧倒されました

国宝 明月記(めいげっき)

定家の青年期から亡くなる80歳まで書き継がれた 自筆の日記

この中に 源氏物語54帖を 書き終えたと書かれているところが出ておりました

貴重だった紙の裏 紙背(しはい)文書も 当時の公家社会を知るための生の

貴重な資料となっているそうです 



 

たくさんの 国宝や 重要文化財の中から

書の文字の美しさに魅せられたのは  

重要文化財の 「時明集」 筆者未詳 飛雲料紙本 平安時代中期 

重要文化財 「素性集 色紙本」 平安時代中期 でした

残念だったのは 「罫線枠」を見落としてきました

罫線枠とは 上手に字がまっすぐに書くための道具 です

小春日の上野は 銀杏がとてもきれいでした

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