王羲之展へ [展覧会]
東京国立博物館へ 特別展 「書聖 王羲之」展へ行ってきました
詳しくは ↓ をクリックして 東京国立博物館のHPへ
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1569
温かい春の陽気となった2月2日(土曜日) 午前中は たくさんの人人でした
毎日新聞の連日の記事紹介 NHKテレビなどの紹介もあり
中は熱心な人たちでなかなか進まなく時間がかかりました
ことに 新発見資料として新聞やテレビニュースに報じられた
「大報帖」 が 日本の古筆手鑑に貼られていたらしい
小野道風の書とされていた作品が 模本の技法の一つである「双鉤塡墨」で
書かれている 「王羲之尺續(手紙)」であったことが判明などの
話題性もありました
日本古来からの肉筆の書 古筆を見ている私にとっては 拓本や 模本の書だけで
王羲之の書かれた本物は一点もないということでしたが
加賀美アナウンサーの解説を イヤホンで聴きながらや 模本のみごとさ
などに魅せられました
かな書に興味のある私にとって 惹かれたのは 国宝の伝小野道風「秋萩帖」の
書かれた和歌 につづき 書かれた 王羲之の 尺續(手紙)の臨書
のところが展示されていたことです
今まで何度か「秋萩帖」を拝見しましたが ↓ 歌の部分だけでした 今回は
秋萩帖の巻物 後部を初めて見ることが出来ました
↓ は秋萩帖 東京国立博物館 本館2012年5月ごろ展示されていた
↓ は ↑ 展示部分の 終わり 裏面(巻いてあるところ)は
淮南子(えなんじ)が書写した 淮南鴻烈兵略間詁(えなんこうれつへいりゃくかんこ)
会場の平成館から 本館に行きますと
蘭亭序・蘭亭曲水屏風 東東陽(あずまとうよう)作
亀田鵬齊 の 蘭亭序屏風
市川米庵 折手本蘭亭詩並後序
市川米庵 十七帖の臨書
↓ は 国宝の 元暦校本万葉集です
中国からの漢字から 和様体の書を作り出し 仮名を生み出した古人(いにしへびと)
も素晴らしい と思いました
ほかに
↓ 平安時代の泉福寺経