いろは詞華(四) [いろは詞華]
いろは詞華 つ~む まで
つ
徒然草
つれづれなるまゝに、日くらし、硯(スズリ)にむかひて、
心に移りゆくよしなし事(ゴト)を、そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ
仮名消息ふうに 「こころに」からは 上へつづき 「あやしう」から下へ
お料紙に
ね
願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月の頃 西行歌
伊勢原市 大山の麓 桜満開のころの写真を ぼかして和紙に加工
の
奈爾波津爾 佐久夜己能波奈 布由許母里
なにはずに さくやこほはな ふゆこもり
いまははるべと さくやこのはな 古今序
東京国立博物館で買った料紙に
この歌が書かれた 最古の木簡について ↓ をクリックしてみて下さい
http://sanesasi.blog.so-net.ne.jp/2008-05-24
ら
落花枝にかえらず 古語
桜の花ビラを散らした写真を加工
む
無
梅の花ビラの模様のある 滲む画仙紙に
「うめ」 は 「むめ」「んめ」とも書かれている 古筆があります