SSブログ

六月の十五日にちなんで萬葉歌を [手習い]

6月の15日にちなんで 萬葉集の歌の手習いをしました。


  富士の嶺に零(ふ)り置く雪は6月(みなづき)の15日(もち)に消(け)ぬれば

  その夜降りけり

  不盡嶺尓 零置雪者 六月 十五日 消者其夜 布里家利     

               旧暦 6月15日は 新暦では 2021年7月24日 だそうです

             新暦 6月15日は 旧暦では 2021年5月6日 だったそうです。


 武田 祐吉著 萬葉集全講から 


漢字で書かれている原文と 書き下し文 をそのままで書く稽古から始めました。


IMG_2318 (2).jpg-500.jpg


IMG_2312 (2).jpg-500.jpg

  

次に ↓  「万葉百首 五鳳」 などに収められている作品を目習い臨書を楽しみました

 IMG_2381 (2).jpg-400.jpg  IMG_2379 (2).jpg-500.jpg 


IMG_2380 (2).jpg-400.jpg IMG_2372 (2).jpg-800.jpg



IMG_2375 (2).jpg-800.jpg




 

なかなか作品にはなりません。50年筆を持っていただけ 慣れのいやらしさが

でてしまいます。単なる筆すさびに終わりました。


   

IMG_2314 (2).jpg-500.jpg



IMG_2466.jpg-800.jpg



   IMG_2317 (2).jpg-500.jpg



IMG_2310 (2).jpg-500.jpg



   IMG_2315 (2).jpg-400.jpg




IMG_2478.jpg01000.jpg



日比野五鳳 萬葉百首 の 巻末の

「筆を擱いて想う」 や

日比野 実編著の 「日比野五鳳」の 論考 「日比野五鳳をよむー五寶の言葉をもとにー」

の実氏の 文を読むたび 深い感動を覚えます。 

  

「書とは、かたちある文字をかりて表現され鑑賞されるものではありますが、その本質は、

じつは、かたちある文字を超えるところのかたちなき世界、からちなき心象の世界に

あるようにわたくしは考えます。

 それが書の生命(いのち)であると確信をいたすのです。」


 このお言葉が少しわかりかけたこのごろです。



 













共通テーマ:アート