SSブログ

展覧会のお知らせ [展覧会]

 800_5844.jpg


     源氏物語 会館40周年記念 


   「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで


 800_5846.jpg


 800_5850.jpg  


    現代工芸作家の山本茜様から案内を頂き行ってきました


   800_5789.jpg


   800_5808.jpg


     場所 東京富士美術館 (八王子市)


開催中 期日3月24日まで 10時~17時 (月曜日はおやすみ)


      詳しくは  


 【開幕】『源氏物語 THE TALE OF GENJIー「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまでー』 東京富士美術館 華麗な展示で「源氏」の世界を親しみやすく紹介 3月24日まで – 美術展ナビ (artexhibition.jp)


 


  ●    今をえがく書かながわ


    300_5853.jpg


    毎日書道店第75回記念 毎日現代書巡回展


2024年 3月16日~3月24日まで


横浜そごう美術館 午前10時から午後8時まで


          (18日は午後7時まで)


詳しくは 


毎日書道展 第75回記念 毎日現代書巡回展 今をえがく書 かながわ |そごう横浜店|西武・そごう (sogo-seibu.jp)


 


     吹筆会展


     会場 銀座鳩居堂画廊(4階)


     期日 2024年 3月26日~3月31日(日)      


    午前11時から午後6時まで(最終日は 午後5時まで)


     (今年も 先人の書として 日比野五鳳作品1点 陳列予定)


     


     


 


 


 


 



共通テーマ:アート

皇室のみやび 受け継ぐ美 展へ [展覧会]

            初夏のような陽気に誘われ 皇居へ

            皇室のみやび 受け継ぐ美の展覧会の 

          第2期 近代皇室を彩る技と美 を

            皇居三の丸尚蔵館へ行ってきました

            500_3409.jpg


              

             800_3472.jpg




               800_3473.jpg


                  

   

                800_3477.jpg




            1000_3484.jpg

 

           昭和天皇の御製と香淳皇后のお歌を

           日比野五鳳揮毫の御製帖 御歌帖から見開きで

           各2葉展示されていました。

            (展示の第2期作品は 上の写真の 2段目と4段目) 

 

           変体仮名を使われずに分かりやすい平がなのみでの表現で

           読みやすく 漢字字形の造形の妙 変化に充ちた構成 墨の

           濃淡による遠近感 お題とお歌との余白など余情のある 

           表現の素晴らしさにとても感動してしまいました。    

           500_3450.jpg

            500_3454.jpg

            

           日比野五鳳作品は 3月3日までの展示です。

           入館は スマホなどによる予約が必要です。





共通テーマ:アート

創意の発現 半世紀の歩み 展へ [展覧会]

第41回日本詩文書作家協会書展 創意の発現 半世紀の歩み展へ


700_1157.jpg


  ↓ クリックしてご覧ください




700_1173.jpg



   1000_1174.jpg



           300-1163.jpg



700_1172.jpg



700_1164.jpg



700_1158.jpg



500_1185.jpg

  


500_1175.jpg  




700_1171.jpg




700_1191.jpg





700_1193.jpg







    




共通テーマ:アート

一茶、そして良寛・八一 展のお知らせ [展覧会]

俳人 小林一茶のふるさと信濃町 一茶記念館で開催中です


       一茶、そして良寛・八一

         ~福地桂之助所蔵品展~ 

       一茶展mm.jpg      



   いただいた展覧会のビラから   ↓ は 裏面   (画像をクリックすると大きくなります)



       一茶展2mm.jpg



一茶記念館のホームぺージは  ↓ をクリックしてみてください




ご参考までに 関連記事 は ↓










共通テーマ:アート

會津八一記念博物館へ [展覧会]

早稲田大学 會津八一記念博物館 へ行ってきました。

山手線高田馬場駅から 早大正門 行きのバスに乗って 終点でおりました。


   IMG_7036 (3).jpg-400.jpg

 IMG_7039 (2).jpg-400.jpg


 IMG_0808 (2).jpg-400.jpg


IMG_7048 (2).jpg-500.jpg

 ↑

正門を入ってすぐ近く 早稲田大學校歌 の石碑がありました


IMG_7042 (2).jpg-500.jpg


 文字の部分を大きくすると

IMG_7041 (2).jpg-500.jpg

       

       IMG_7043 (3).jpg-300.jpg

                                     相馬御風歌

3番の わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ わせだ の文字は 

1番 2番には 省略されて書かれていません。


石の大きさと 歌全体の文字との余白や バランスを考えられてのことかと

想像させられました。


 文字も書道の仮名作品のような 漢字とひらがなと変体仮名の混じった

現代の毎日書道展展での かな部作品のような印象をうけました。

現代の新入生で読めない学生さんもいられるかもしれない。



少し歩くと會津八一記念博物館  ↓


IMG_7047 (2).jpg-500.jpg


 

 先ず1階の 常設展示室へ

會津八一の 歌の御軸、拓影の御軸など拝見しました。

歌は ひらがなだけで書かれている作品数点、

短歌を ひらがなで 仮名作品にすることは一番難しく、

読める作品を求められてる現代ですが ひらがなだけで 品格のあるいい作品に

することは やさしいようでもっとも難しいと感じております。

現代の和歌や俳句は著作権の課題があり 書作品制作には制約が多くなってきているように思います。

 力強い仮名だけでかかれている 歌のお軸 数点 ゆっくりと拝見した後、

 

近代美術室へ

絵を見るまなざしー坂崎坦と坂崎乙郎の集めた絵画を中心に  の展示室へ

林 武  須田国太郎 猪熊源一郎 小野竹喬等の絵などの絵が 21点展示されていました。

 

つづいて


富岡コレクション展 みほとけと祈りのかたち 展へ ↓

 【富岡コレクション展】みほとけと祈りのかたち 2022年5月12日(木)~ 6月27日(月) – 早稲田大学 會津八一記念博物館 (waseda.jp)

 奈良~室町時代折本帖 手鑑 銘 ちり連 初めて拝見 

 写経大聖武 中聖武 断簡 から開かれていました。

 巻子装の鎌倉時代の 大般若経 巻第70 が展示されていました。

 

2階へ




    IMG_7046 (3).jpg-300.jpg



   



 2階に展示されている 荻原守衛(碌山)の彫刻 女 に挨拶をして館を出ました。

    彫刻の写真は ↓


(相馬黒光さんがモデルといわれている そのお孫さんに大変お世話になっていましたので

         




IMG_7129 (2).jpg-500.jpg




八一の歌の稽古をしました


IMG_1709 (2).jpg-800.jpg



    IMG_1679 (3).jpg-300.jpg


    IMG_1680 (3).jpg-300.jpg


    IMG_1682 (3).jpg-300.jpg


    IMG_1681 (2).jpg300.jpg


    IMG_1678 (3).jpg-300.jpg


    ひらがなだけでは むつかしく 漢字 変体仮名を交えて書きました。

     (八一の短歌は 著作権がきれています)




共通テーマ:アート

MOA美術館へ [展覧会]

MOA美術館開館40周年記念特別展

大蒔絵展ー漆と金の千年物語ー  へ行ってきました。

詳しくは  ↓ クリックしてごらんください



IMG_0422 (2).jpg-500.jpg


IMG_0479 (3).jpg-500.jpg

第一章 源氏物語絵巻と王朝の美 が
仮名書道を学ぶ私にとっては 貴重な古筆を拝見できたこと大変勉強になりました。

国宝の翰墨城 重要文化財の継色紙 寸松庵色紙 桝色紙

高野切 石山切 源氏物語絵巻 等

特に MOA美術館所蔵の継色紙 

三井記念美術館所蔵の 高野切(一種)の 

古今和歌集の 6首目の歌から

雪の木に降りかかれるをよめる 素性法師

春立てば花とやミラ無白雪の書かれる枝に鶯の鳴く から 

8首目の 

春の日の光にあたる花なれどかしらの雪となるぞわびしき

まで の一幅の古筆 


第二章

国宝の一字蓮台法華経(奈良・大和分華館所蔵)


蒔絵の硯箱 等々沢山の 名品に

目に心にしみわたる至福のときを過ごさせていただきました。







    IMG_0448 (2).jpg-500.jpg


IMG_0429 (2).jpg-500.jpg


IMG_0502 (2).jpg-500.jpg



          IMG_0436 (2).jpg-500.jpg


IMG_0405 (2).jpg-500.jpg




      

       

    






共通テーマ:アート

平安時代の書の美―春敬の眼 [展覧会]

11月5日に 東京国立博物館へ

IMG_3513-400.jpg

特集 平安時代の書の美―春敬の眼 本館特別1室

仮名の美の最高峰ととして親しまれている 「高野切」などを見に行ってきました

東京国立博物館の HP ↓ ご覧ください





個人蔵の古筆の写真は禁止ですが、

東京国立博物館の収蔵品は撮影できました。


関戸本古今和歌集 断簡

   IMG_3539-800.jpg

IMG_3547-800.jpg

   1行目から  

                 夜微飛東不知 (よみびとしらず)

    梅移しメテハ

    過トモ可多三ならまし


                                  所せい

    散あ流べき毛の乎むめの花

    有堂て尓ほひの處で尓と万連流 

                              (以下省略)

 

漢字 カタカナ ひらがな 変体仮名を使って書かれています。


 明治書院の 「古今和歌集」の本には 

      

       巻第一 春歌 上 

                          よみ人しらず

梅が香を袖にうつしてとどめたば 春は過ぐともかたみならまし (46)


                              素性

散ると見てあるべきものを 梅の花うたてにほひの袖にとまれる(47)

        

                             と書かれています


                      


和歌を 漢字 カタカナ ひらがな 変体仮名を 使って書かれた作品は 

とても珍しい作品と感じました。


現代の短歌には カタカナの言葉の入った歌が多くなり 原文どうりに 

仮名書作品として美しく表現することは とても難しくなりました。 

大きな書道展でも 下品でなく 読めて 歌の意がにじみでているような 

書作品を拝見することはあまりありません。

仮名作品は変体仮名を使い、連綿を駆使し、達筆に見え 読めない作品が

主流のようです。


現代 日本の文章は 漢字 かな交じりです。 

和歌、短歌、俳句、詩などを

書で表現するのに 中国風の漢字で唐風に表現する必要はなく、 

日本で生まれた 漢字 かな カタカナが混じっても違和感のない作品、

しかも 実用的な書ではなく、 

読めて原文どうり、文字の意味にも深い味わいを感じる書を目指したいと思っています。

しかしこれほど難しいことはなく なかなか作品にはなりません。


故日比野五鳳先生の作品 「赤とんぼ」や 「荒城の月」 

昭和天皇御製献上作下書 の作品などを学ばせていただいております。



和漢朗詠集 断簡

   IMG_3515-800.jpg



IMG_3518-800.jpg





法輪寺切

   IMG_3519--800.jpg

IMG_3521-800.jpg


書状 藤原行成

   IMG_3552-800.jpg

IMG_3554-800.jpg

お軸の表具が豪華で 書以外の素晴らしさに感動しました。



一階から お庭へ

IMG_3760-500.jpg


IMG_3733-500.jpg







共通テーマ:アート

平家納経模本の世界 [展覧会]

東京国立博物館で

特集

平家納経模本の世界-益田本と大倉本ー」が 12月8日(日)まで

本館15室で展示されています

詳しくは  ↓  で


東京国立博物館の 1089ブログ ぜひ ↓ をごらんください


 田中親美先生が5年をかけて模本製作されたのは表だけではなく 

裏も豪華な装飾が施されていました  ↓

 
IMG_3716-800.jpg


IMG_3720-800.jpg


IMG_3723-800.jpg

写真は 模本は撮影 禁止ですが 下の模本の裏は 写真許可されていました
  
 

国宝平家納経は

厳島神社宝物収蔵庫で 

「厳島神社 宝物名品展」 で展示 12月8日(日) まで 





共通テーマ:アート

日本の書 -和歌と詩のかたちー 企画展 [展覧会]

IMG_9282-800.jpg


京都 泉屋博古館へ

日本の書 和歌と詩のかたち 企画展 を観てきました


↓ は 戴いたビラ 


800.jpg

  ↓ 裏面

IMG_9457-800.jpg


詳しくは 泉屋博古館 の  ↓ HP 下をクリックして ご覧ください

↑ の 古筆 作品の写真が 見られます




館内 風景


IMG_9231-500.jpg


IMG_9243-500.jpg 


 IMG_9249-500.jpg 


IMG_9254-500.jpg


IMG_9228.jpg






共通テーマ:アート

 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」 展 [展覧会]

 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」 展へ 行って来ました



IMG_4726-500.jpg

詳しくは ぜひ ↓ のHPでごらんください




2月17日 日曜日 9時半過ぎには 行列ができていました 

IMG_4713-500.jpg



祭姪文稿を見るまで60分近く 待ちました


唯一館内写真をとってもよかった作品 ↓

 

  紀泰山銘 唐玄宗筆 

 


IMG_4736-800.jpg


IMG_4727-800.jpg


IMG_4745-500.jpg


見終わるまで3時間近くかかりました


日本では 古事記や万葉集 古今和歌集など書かれた肉筆を観る機会はありますが

中国では 石に彫られた碑の拓本などが多く 中国の肉筆作品は稀少でみることがほとんど

ありませんでした

唐時代の行書の真蹟をみることができ眼福を得ることができました




一階企画展示室にて


「古典を受け継ぐ現代の書-世代をつなぐ筆墨の美ー 後期展が開かれていました



IMG_4756-800.jpg


IMG_4753-800.jpg


IMG_4759-800.jpg

IMG_4755-800.jpg





↓ 寸松庵色紙の大きさの色紙に 漢字 1文字を書く体験教室が開かれていました


IMG_4805-500.jpg


2月24日で 特別展は 終了しましたが


「王羲之書法の残影」-唐時代への道程ーが 3月3日まで


東京博物館 台東区書道博物館 連携企画で 開催中です ↓










共通テーマ:アート