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NHK全国短歌大会 (平成28年度) [短歌]

1月21日 渋谷のNHKホールで 第18回 NHK全国短歌大会が開かれました

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題詠と自由題あわせて21,928首の応募がありました

今年の司会 森田美由紀アナウンサー  和やかな雰囲気のある舞台に

なりました

朗読は 毎年の 加賀美幸子 アナウンサー  ことのほか歌の心のこもった

朗読だと思いました

先ず題詠「風」の部から 15名の選者が選ばれた特選歌の朗読と講評 があり

続いて 近藤芳美賞を受賞された 佐藤薫氏の

「世界はきれいな無」 という15首が読み上げられました

 

 

  朗読の終わったあと深い感動の余韻がひろがりました

休憩のあと  

ジュニアの部 入賞発表があり 

一般部特選作品 朗読と選評がありました

最期に一般部大会大賞の発表がありました

来年の題は 「山」 と発表されました

大会結果は ↓ にでています

http://www.n-gaku.jp/taikai/tanka/h28/index.html

   NHKテレビ放送予定は  Eテレで 2月4日(土) 15;00~16:13 

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歌会始の儀 (平成29年度) [短歌]

1月13日に 「歌会始の儀」が皇居・正殿 松の間で行われました

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/utakai.html (宮内庁のHP)

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NHKの中継をみていました

年齢の若い順番に 17歳の杉本陽香里さんの歌

「夏野菜今しか出せない色がある僕には出せない茄子の紫」 からはじまり

皇后さまのお歌は 皇后さまご自身が懐紙にお書きになられたお歌

「土筆摘み野蒜を引きてさながらに野のあるごとくここに住み来し」が披講され

最後は天皇陛下の御歌

「邯鄲の鳴く音聞かむと那須の野に集ひし夜をなつかしみ思ふ」 披講され

歌会始の儀は終わりました

応募され選にもれた歌は県別に分けられ天皇陛下に届けられると

アナウンサーの方の説明がありました

平成29年歌会始御製御歌及び詠進歌 は  ↓ をごらんください

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h29.pdf

来年の御題は 「語」と発表されました

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  風まぜに雪降りしきる相武小野に墨絵の如く白鷺一羽  さねさし




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歌会始の儀(28年度) [短歌]

今日は 皇居で歌会始の儀が 行われました

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今年の お題は 「人」

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NHKテレビで 朝10時30分から新春恒例の宮中行事 として

皇居 正殿松の間から中継されました

詠進歌数 19792  から選ばれた 入選者10人のうち 

若い高校生 内山遼太さんの 歌から詠みあげられました

   日焼けした背中の色がさめる頃友達四人の距離変化する

入選者 召人や 選者の歌のあと 皇族方 そして 皇后さま

皇后さまが書きになられた懐紙を受け取られ お歌 が詠まれました 

   夕茜に入りゆく一機若き日の吾がごとく行く旅人やある

最期に天皇陛下の御歌 4回 読み上げられました

   戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ


平成二十八年歌会始御製御歌及び詠進歌 は ↓をクリックすると見られます

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h28.pdf

 来年の御題は  「野」 と発表されました


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小野小町まつり [短歌]

小野小町まつり が 4月5日  厚木市小野緑地公園広場で開催されました

開催要項の 趣旨には

「ふるさとの小野に言い伝えられてきた小野小町の伝説を風化させず 

地域住民をはじめ多くの市民の方々にその伝承話を知っていただき 

郷土理解を深めていただくことをねらいとして 小野小町まつりを開催する」

と書かれています

当日いただいた  まつりの しおり 

「小野小町遺跡復元経過と小町伝説について」 から

「当地 玉川の小野にも小町の生誕地との伝説があり 

小町山の頂に小野小町を祀った小野神社があります・・・・・」  ↓

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小町塚 ↓

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 小町の化粧池 ↓

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↑の写真  小町の七不思議 拡大   ↓

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小野小町について のお話や 市長様ほかのご挨拶の後

短歌大会入選作品の発表がありました

今回は 小学生 中学生 一般の部 応募数864点の中から

選ばれた 小町賞 入賞 佳作作品などが 短冊に書かれ張り出されました

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近くの大学の学生の方が小町さん役で

入賞短歌を読み上げられました

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あと 小町さんたちによる 紙芝居「小町七不思議」 上演されました

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 小学生の部 小町賞 の短歌

冬の朝さくさくさくとしもふんで後ろを見れば白い足跡    六年生

 中学生の部

大山に飲まれて消えた太陽が今日の終わりを静かに告げる    一年生

一般の部

秋植えの玉ねぎ苗を押し上げて徹夜作業の霜柱かな


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歌会始「静」平成二十六年 [短歌]

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1月15日 午前10時半から NHK放送 歌会始 皇居から中継をみました

 平成二十六年歌会始御製御歌及び詠進歌  は  

 ↓ 宮内庁のホームページ をクリックしてください

 http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h26.pdf

 年の始めにおなじく静ということをおおせごとによりて詠める歌  と

応募総数 21680首の中から 入選された

一番年齢の若い 15歳の 加藤光一さんの 歌

 

から詠み上げられました

 最高齢84歳の方の歌 のあと 

選者 篠弘様  召人 芳賀徹様 

続いて皇族代表 三笠宮彬子さまのお歌

雅子さま 皇太子さま 

皇后さまの御歌 (懐紙に御自ら書かれた)

最後に 天皇陛下の御歌 3回 披講されました

 

選にもれた歌は 都道府県別に分けられ 陛下のおてもとに届けられると

解説者のお話がありました

今年もその中に一首いれていただきました

 来年の 御題は 「本」と決まりました 

 

  ↓ は 

詠進歌とは違いますが 「静」が入っている 歌 を書作品にしました

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 くづれゆく姿愛(かな)しき古寺を訪うふ人なしに杜の静寂

  古寺の美しさはまさに崩れんとしてゆくところにあるという 

  近くの日向薬師の本堂は茅葺屋根の草枯れしまま板壁の無数の

  穴から光さしこみ千年の塵をかぶったまま密やかな風情に惹かれていた

              終に零落烈しくいま建て替え中也

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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NHK全国短歌大会 (平成24年度) [短歌]

19日 NHK全国短歌大会に行ってきました

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  いただいた入選作品集 のご挨拶に

題詠と自由題あわせて22,413首

日々の暮らしを丁寧に詠んだ作品、老いをテーマに淡々と詠まれた作品、

東日本大震災復興を願う作品など多彩なテーマで数多くの作品が

集まりました・・・・・

と書かれています

朗読は いつもの加賀美幸子アナウンサー 歌をより効果的に 間のとり方 

余韻のある読みかたに 心地よさを感じました

 

大会大賞 3点 どれもよかったけれど会場を沸かしたのは

「妻と子が服を選んでいるあいだ木の長椅子に十年を待つ」 鈴木麦太朗さん

の歌でした

題詠「新」では

「ガラス越しの新生児室は無音にて足裏の母の名がぴくっと動く」 川口明代さん

選者 馬場あき子先生の 選評に感心 

また 馬場あき子先生が 選ばれていた

「こんなにも力を抜いても生きられる風にゆれているコスモスのむれ」 伊東敏さん

ほか

「算数の嫌いなわれが八十一、九九のおわりにたどりついたよ」加藤敏夫さん

「角の立つカタカナでなくひらがなにわしにももの言えとむたいな夫」架谷俊子さん

  数々のうたのなか 私のこころに沁みました 歌です

入選された歌にも いい歌がたくさん あります その中に

 ↓ は  未熟な歌 私のです

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会場を出ると

 

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先日降った雪がまだ残っていました

 

原宿の方へ帰る道すがら

 

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平成25年度 NHK全国短歌大会は ↓ をクリックしてみてください

http://blog.so-net.ne.jp/_pages/user/auth/article/index?blog_name=sanesasi&id=69346553

 


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歌会始 「立」 [短歌]

今日「歌会始の儀」のニュースをNHKテレビで 拝見

早速 宮内庁のホームページ

平成二十五年歌会始御製御歌及び詠進歌  ↓ へ

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h25.pdf 

 御製 皇后さまのお歌から皇族方がたの御歌 選者たちのお歌 

入選歌 佳作の詠進歌が紹介されていました

今年の応募は 1万7800首 とか 

昨年9月30日ぎりぎりに 短歌は素人ですが 半紙に失礼のないように

心がけて書いて送付しました

 

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↓ は 会津八一 「立」たつの文字のはいった歌 

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 南京新唱の  

     夢殿の救世観音に

 あめつち に われ ひとり ゐて たつ ごとき この さびしさ を 

 きみ は ほほゑむ  (原文)

 

 歌会始御題 立 を 書かせていただき

 平安時代の糊葉綴じの本にしました

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歌会始 「岸」 [短歌]

新春恒例の宮中行事  皇居・宮殿 松の間で 「歌会始の儀」 

NHKでの放映をみました

 今年のお題は「岸」

約1万9000首の応募に 入選者10人 

召人 堤清二さん 選者 永田和宏さんの歌 に続いて

皇族方々 皇后様 天皇陛下のお歌が披露されました 

平成二十四年歌会始御製御歌及び詠進歌は ↓ をクリックすると見られます

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h24.pdf

 

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 ↑ は日比谷の出光美術館から見下ろした皇居のお堀です

 

 


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短歌 仏足石歌体  [短歌]

5月15日の NHK短歌 の放送に

俳人加藤楸邨の短歌が紹介されていました

「もう一度生まれてくれば何するか猫とあらそひ妻とあらそひ我とあらそふ」

5・7・5・7・7・7 の歌

これは 「仏足石歌体」という形式をとる歌体 と選者 坂井修一氏の説明がありました

 

「仏足石歌体」とは

仏足石歌(ぶっそくせきか)の歌体はすべて五・七・五・七・七・七の6句からなり

6句目はその前の5句目を言い換えたものが多くまた ほとんどが仏足石歌碑に

見られることから仏足石歌体と呼ばれています

 薬師寺にあります「佛足石」と「佛足石歌碑」は国宝となっております

仏足石はまだ仏像が無かったころのインドで佛様の足跡を石に彫ってそれに祈りを

ささげる習慣からうまれ  

歌碑は仏石跡を賛嘆した歌17首他4首が彫られています 

奈良時代 1200年前の漢字 (当時は仮名がまだ生まれていなかったので漢字で表現) 

拡大してみるととても素朴です

  ↓ に「佛足石歌碑」の写真が出ています 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E8%B6%B3%E7%9F%B3%E6%

 

仏足石歌碑の一番目の歌 

「美阿止都久留伊志乃比鼻伎波阿米尓伊多利都知佐閉由須礼知々波々賀多米尓

毛呂比止乃多米尓」

同じく10首目は

「己礼乃与波宇都利佐留止毛止己止婆尓佐乃己利伊麻世乃知乃与乃多米麻多乃与□□□」

 

このほか 万葉集には1首(巻16 3884の歌) のみです 

 

 

 

 

 

 

 


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NHK全国短歌大会 (平成22年度) [短歌]

NHK全国短歌大会 NHKホールへ行ってきました

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    開場後 15分過ぎ たくさんの方が

壇上は 選者20人 特選歌の作者たち 華やかにはじまりました

挨拶NHK学園理事長のあと 

司会 濱中アナウンサー  特選歌朗読は 加賀美幸子さん で始まりました

 

放送は NHK教育テレビ 2月6日(日)午後3時~3時59分

短歌大会賞 などは やはりいいお歌でした

作者のインタビューも楽しく 開場が沸きました 

テレビ放映楽しみにしています

 

昨年の大会で 選者故河野裕子氏が 壇上で選評中しばらくの間お声にならない

静かな時がありました

今年はご主人の永田和宏氏の特選に選ばれた歌の選評を聞きながら 

昨年の情景 河野氏の座っていられた場所まで思いだしました

 

加賀美氏の朗読は心地よく素晴らしく そのあと選評を聞き入っていられるお姿に

今も耳に目に残っております

 

 皆さんのいいお歌に比べ 私の応募した歌にがっかりしてしまいましたが

私の参加作品

佳作 

・葉の裏に足一本でこらへをるうつ蝉一つ秋風の中

入選歌

・百歳の医師の元気な源は「葉っぱのフレディ」なるミュージカル

・少数に涅槃寂静大数に不可思議の名のあるを古希に知り

 

 

七十台に入ってから こんなこと知らなかったのかと気づくこといっぱい

短歌は我流 勉強もしないで只作るだけです 脳の運動になるかと 

今年は 短歌で日記をと作っています 楽しみでありますが いつまで続きますやら 

 

 (数の単位 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E4%BD%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7

 

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