東京国立博物館へ 古筆 国宝 和歌体十種(巻物)を見に行ってきました
初めて拝見 高野切れ一種の書風に似て 飛雲の料紙の美しい古筆
親しみのある古今集の和歌などが書かれていました
説明の漢文「夫和歌者我朝之風俗也・・・・・天慶八年冬十月壬生忠岑選」と
書かれています
和歌軆十種
古歌軆
おかさはらへゐのみまきにあるるまもとればぞなづくこながそでとれ
わかのうらにしほみちくればかたをなみあしべをさしてたづなきわたる
など 5首書かれ
神妙軆
わがきみはちよにましませさされしのいはほとなりてこけのむすまで
ほか4首
直軆 餘情軆 寫思軆 高情軆 器量軆 比興軆 華艶軆 と
九軆 巻物には書かれていました
あと一軆は 巻物の左に展示されていたお軸 ↓ に 切断されていたようです
両方彼思軆 として書かれていました
やまたかみくもゐにみゆるさくらばなこころのゆきてをらぬひぞなき
最後には 「右和歌軆十種一巻者
御子左一流忠家卿御親真也筆・・・・」
下部には 古筆「琴山」了佐 花押が かかれています
しかし↓ の解説によれば 忠家の真筆との確証はないそうです
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写真は 禁止の作品以外は国宝でも撮れましたが 上手く撮れませんでした
7月10日(日)まで 展示
詳しくは ↓ 東京国立博物館 へ 写真で巻物が見られます