京都 相国寺の 承天閣美術館 へ「最期の文人 会津八一の世界」 

66年ぶりの回顧展へ行ってきました

見ごたえのある 重厚感のある 展覧会でした

新潟八一記念館蔵 早稲田大学八一記念博物館蔵の作品 他107点

まず 「獨往」 の軸に 感深く 棟方志功の版画に

「はつなつのかぜとなりぬる・・・」の歌書

「やまとにはかのいかるがの・・・」の歌書   

墨戯の折帖  (現代の絵手紙の原点のような)

新薬師寺歌碑 の「ちかづきて・・・・」 の原稿

   新薬師寺の歌碑の写真は ↓ にあります

   http://sanesasi.blog.so-net.ne.jp/2008-12-21

看板 「ひよし館」拓本

李白詩12幅   

書簡

自註鹿鳴集 の草稿

旅行カバンに書かれたもの

陶器に書かれた作品

参考展示として(高島コレクション)収集された中国美術品  

 等々

 とてもよい展覧会でした  

 

詳しくは ↓ をクリックしてください

 http://www.shokoku-ji.jp/j_now.html

 

 

 

 

 

日吉館の写真も出ておりまして 思い出しましたことを

 

 2年ほど前

2010年7月18日の NHK教育テレビ 日曜美術館 ↓ 

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0718/index.html  で

1300年奈良の仏像の美 阿修羅 広目天・・・出陣学徒が最後に見た仏

歌人会津八一 の放送がありました

早稲田の学生たちが戦地に赴く最後のお寺をこの日吉館を拠点にめぐった

といわれています

戦地に赴く学生たちを思い 興福寺の阿修羅像と重ねて作られた八一の歌

けふもまたいくたりたちてなげきけんあしゅらがまゆのあさきひかげに

 

会津八一が 東大寺 戒壇堂の 国宝 広目天に似ていると 学生たちが

いわれたように 眉をひそめた 知恵のまなざしについても話されていました

以前 東京都博物館で 竹内久一作 模造の「広目天立像」を

撮ってありました  

雰囲気がなんとなく似ていらっしゃるようにみえます

 

 

 

 

5年ほど前に 

八一の言葉 歌などを小さな帖に書いたものです

 

姫画帖(8センチくらいの大きさ)に 

お料紙に八一の歌を書いたのを貼ってみました

 

 

4.5センチくらいの大きさの手作りの 帖に