渋谷の ギャラリー6 で 

平成二十八年 歌会始の御題によせて 

短歌展 書展を展示中

幼児から 毎日書道展参与会員まで 

自詠の短歌や 「人」が入っている言葉を作品にした 

とてもユニークな楽しい展覧会です

   

  

  人と猿の問答おかし啄木の「林中の譚」吾は貴ぶ    と書かれています

作品の素晴らしさ 詠まれた歌に惹かれました

新春 沢山の展覧会で色々な書作品を拝見しましたが 感動する作品少なく 

その中で  日比野五鳳の作品「赤とんぼ」とともに とても感動いたしました

石川啄木の 「林中の譚」 について 書かれている ブログ ↓ をのぞいてみてください

http://ameblo.jp/3231tukusi/entry-12019135192.html

 暮に近くの林の桜の樹にいた猿です

今日も 里山近くに住むわが家やご近所の屋根に日向ぼこをしておりました

 ↓ は お題「人」を 詠んだ さねさし作品です

 ↑ の作品 右は 

  「うた人の家持もみしか能登湾に光道灯す十五夜の月」

和倉温泉へ昨年中秋の名月の日に旅し 翌朝ホテルの窓から 

名月の海に入るところを見た感動を詠みたいと思ったのですが・・・・・

大伴家持は 越中の国司を勤めたころ 能登の歌を詠んでいます

「鳥総立て船木伐るといふ能登の島山 今日見れば木立繁しも幾代神びぞ」(万葉集4026)

和倉温泉の記事 ↓ みていただければうれしいです

http://sanesasi.blog.so-net.ne.jp/2015-11-03

左の作品は 伐られた年輪に人という字にそっくりな割れに

想いをこめたく詠んだのですが

  「いつしかと年輪重ね来し人の重荷おろして旅だちにけり」

短歌は 難しく その日の日記代わりとして三十一文字にしただけです

 ↓ は 今年の日書展に 出品した作品です

今のわたしは 一人で楽しんでいます

出かけるときは必ず カメラを持ち 写してきた写真をパソコンで 見る楽しみ

写真展に出せそうな写真 和歌や 俳句が作れそうな写真

失敗写真も 書にする料紙に加工できそうな写真など

写真から 加工した写真に どんな紙に どの筆で どんな言葉をどのように

書くかなどなど 楽しんでおります