奈良 法隆寺へ行ってきました 

    日本最初の世界遺産  法隆寺  平山郁夫 書 

      

     

あめつちにわれひとりゐてたつごときこのさびさをきみはほほゑむ

                  法隆寺東院にて

                      秋艸道人

この歌は 南京新唱 には

夢殿の救世観音に とかかれています

 

皇后宮御歌

中宮寺の都い地のうちにしづもりてさざんかの花清らかにさく 

            女官長 北白川祥子謹書

   香淳皇后の御歌  都い地とは ついじ 築地(塀)のこと  ↓

 

   ↑ 法隆寺子院普門院内の 松瀬青々の歌碑

    月のこる涼しきままに夢殿へ

会津八一の 歌を書いてみました

五重塔をあふぎみて 

ちとせ あまり みたび めぐれる ももとせ を

ひとひ の ごとく たてる このたふ

夢殿の救世観音に

あめつち に われ ひとり ゐて たつ ごとき

この さびしさ を きみ は ほほゑむ 

法隆寺の金堂にて

おし ひらく おもき とびら の あひだより

はや みえ たまふ みほとけの かほ