ひらがなの美ー高野切 展へ 東京国立博物館(本館)へ行ってきました

     


    

詳しくは 東京国立博物館の HP ↓ をクリックしてみてください

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1898


 

↓ は故森田竹華先生が寄贈された 古今和歌集巻十九断簡(高野切)(部分) 

  伝紀貫之筆 平安時代・11世紀 







↓ 同じく 森田先生寄贈の 名家集切





  ↓ は  ↑の名家集切の 作品横の 解説です



 

同じく  名家集切


 

 




 同じく寄贈の 大字和漢朗詠集切 


 





↓ は 万葉集  (栂尾切)

   



 



 ↓ 故植村和堂氏寄贈の 関戸本古今和歌集




 


生前ご縁のあった先生方が 大切にされておられた 古筆を拝見 

今までと違った 新しい発見がありました 現代書道展における かな作家作品

には見られない格調の高さに魅せられました   




東京国立博物館では 撮影禁止以外は撮影が許されていて 

古筆の作品および 解説の写真を撮らせて頂きました 

 


本館1階から庭の池や お茶室が見えます




 本館の前の池に 睡蓮の花がいちりん ひらいていました 


 

追記


毎日新聞 5月17日夕刊 書の世界 に  ↓


https://mainichi.jp/articles/20180517/dde/014/040/012000c


「特集 ひらがなの美ー高野切ー 名品からヒントを」 

平安時代の名品を通じて、現在にいたる「美しいかな」を考えるヒントをあたえてくれる ・・・・と

書かれています 

 

現代かな大字作品の多くに 高野切一種のような高い気品のある作品が見られないのが とても残念に思っている 人にとってとてもいい展覧会だと思います