NHK学園生涯学習フェステバル 鎌倉市短歌大会へ行ってきました





尾崎左永子先生はご欠席でしたが 瑞泉寺の御住職の 大下一真先生と

永田和弘先生の対談 「四季の移ろいを詠む」 楽しい対談でした

あと 表彰 選評がありました

 

作品数は 題詠「山」を合わせて2922首の中から

大会大賞は


父としか見ていなかったあなたにも家族捨てたき日もあったのか 山縣満里子氏

 

鼻鳴らし流鏑馬の馬戻りゆく的中せざりし武将を乗せて     小原 裕光氏


題詠「山」

  

焼印の焦げのにほひのあたらしく明日より杖を売る登山口    清水 良郎氏  


鎌倉市長賞は

山ほどの波をボードで越えてきた女を婆とよぶのかあなた    高田 時子氏


NHK横浜放送局長賞

ロボットに負けないだろう我らには涙をながす本能がある     新見喜代男氏


   




 入選歌 のなかの一首


小雨降る山寺の扉は閉ぢられし節穴覗けば御仏の笑み          



あと当日詠 「鎌倉の夏を詠む」 に応募された方の入選発表がありました


会場へ行く前に訪れた常楽寺  誰もいない初夏の風に かすかな 

風鈴のような音がどこからかともなくたまゆらに聞こえてきたのを詠みた

かったのですが まったく詠めず投稿をあきらめました






     






会場を後に 藤沢へでて江ノ電に乗って 江ノ島へ夕陽を見にいきましたが 

あいにく富士山 大山の姿は見えませんでした