聖徳太子1400年遠忌記念 特別展 「聖徳太子と法隆寺展」へ 

上野の 国立博物館に行ってきました。


 



 


予約なしで 当日券ではいれました。


    

      平成館へ行くまでに



   平成館入口


 館内は撮影禁止ですので

 この展覧会については ぜひ ↓ の

 東京都国立博物館の ページを ごらんください。↓


 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2097  

 東京国立博物館 - 1089ブログ (tnm.jp) 



わたしは70年ほど前に大阪の四天王寺中学へ入学 そのまま高等学校へ進み

書道部に入部し 展覧会に出品した 高校2年生の時の作品です。 ↓


     

会場に展示されていた 17条健憲法の版木をみて思い出し

67年ぶりに 押し入れから出してきました。

恥ずかしい軸ですが 高校生の時の唯一残っていたもの 

この軸が 書における今の私の原点だったような気がしております。

全紙に 聖徳太子17条憲法の 第1条 「和を以って尊し・・・・・」です


↓ は 10年ほど前に写経を書く紺紙に銀泥で書いた 帖の中の一点です 

  

  ↓  は  漢字 ひらがな フリガナをいれて二層紙に書いた下書きです。




  展示の 梓弓に目がとまりました。


  会津八一著の 「自註鹿鳴集」の南京新昌の中に 

 「御遠忌近き頃法隆寺村にいたりて」 の言葉がきのあと

  歌 4首が 書かれています。

  その中の4首目の歌です(↑の「1089ブログ」に弓の写真や解説が出ております。)

  みとらしの あずさ の まゆみ つる はけて ひきて かへらぬ

   いにしへ あはれ


   


     ↑ 原文はひらがなだけで書かれています

     ↓ 私なりの漢字に変換して書きました


    


   ↓ は 変体仮名を使って書いてみました



国宝の薬師如来坐像の光背背面の銘文 灌頂幡 法華義疏など拝観 

素晴らしい心に残る展覧会でした。


↓ は 10月10日まで



法隆寺 国宝 金堂-聖徳太子のこころ | TNM & TOPPAN ミュージアムシアター (toppan-vr.jp)




    


            本館前の池