東京国立博物館 特別展

「宮廷のみやび!ー近衛家1000年の名宝」 を見に行ってきました

 

「倭漢抄」 「大手鑑」 「御堂関白記」などの 国宝 作品19点(前期)のほか 

宮廷貴族による王朝文化からうみだされた書跡の名宝が たくさん展示されていました

特に昭和50年に発行された 「伝藤原行成筆 御物和漢朗詠集 粘葉本」 の複製本を

持っています私は 今回 その本物をはじめてみることが出来ました 

今では 宮内庁三の丸尚蔵館 所蔵になっておりますので 「御物」はつかないで

「粘葉本和漢朗詠」と展示されていました 見開き2ページだけでも 超高額だとか

 

 

見た後 表慶館(下の写真)で 

一般向けワークショップ 

「古筆の魅力を体験! 唐紙摺りと散らし書き」に参加してきました

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=4965 

 

「古筆の魅力~料紙と散らし書きを中心に」 

大きな画像を見ながら判り易い解説を聞いた後

 平成館へ移動

特別展見学 

特に料紙の美しさと散らし書きの古筆を 解説を伺いながら見学

 

 表慶館に戻り

唐紙摺りと散らし書きに挑戦

まず 唐紙摺りに挑戦

 

    よく溶かした胡粉をうすく バットによく伸ばし 

 

    唐紙文様の版に ムラなくローラーで胡粉をのせる

 

 

 

 

 

 

 

      好みのぼかしの和紙を版の上にのせる

 

 

      のせた和紙の上をバレンで強くこする  (写真の上の方)

 

       和紙に文様がついたら 丁寧に和紙をはがす

 

 

 

     出来上がり

 

      獅子二重丸文様

 

         花欅文様

 

 

 散らし書きの練習

 

 

 

     

 自分が摺った唐紙に書く

展覧会の古筆作品を写して優美な散らし書きに挑戦することになっておりましたが

下は 新古今集の歌

ほのぼのと 春こそそらに 来にけらし 天のかぐ山 かすみたなびく

後鳥羽院の歌を 自由に書いてあります

 

少しですが 書き上げた カレンダーの上部や散らし書き作品

 

  カレンダーを仕上げる

用意されていた摺りあがった小さな料紙に 言葉を書いて

作品にしたのを ほとんど完成されているカレンダーに貼って

マイカレンダーの出来上がり

 

 

 

このカレンダーの裏は ↓をクリックしてみてください 

http://www.asahi-net.or.jp/~ta9k-tys/syo-nani.html

 

約2時間 とても親切な判り易い解説 優しいスタッフの方々の指導に嬉しく思いました

平安時代の素晴らしい古筆のお料紙の出来上がるまでを 貴重な表慶館で 短時間で

体験でき大感激で帰ってきました