里山の近くの 公民館で 「公民館まつり」がありました

この公民館の会場をお借りして勉強している 「書を楽しむ会」の 作品も展示

今年は 源氏物語の歌を 会員の有志が出品いたしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会員作品

  朝霧の晴れ間も待たぬけしきにて花に心をとめぬとぞ見る

 

 

 

   幻 我が宿は花もてはやす人もなし何にか春のたづね来つらん

 

 

 

  

  末摘花 唐衣君が心のつらければ袂はかくもそぼちつつのみ

 

 

 

  旅衣うらがなしさにあかしかね草のまくらは夢もむすばず

 

  

  笛竹にふきよる風のことならば末のよながき音につたへなん

 

 

  

   旅衣うらがなしさにあかしかね草のまくらは夢もむすばず

 

 

花散る里 

橘の香をなつかしみ郭公花散里をたづねてぞとふ

 

 

若紫 手につみていつしかもみ見ん紫の根にかよひける野辺の若草

 

花宴

  

深き夜のあはれを知るも(い)る月のおぼろげならぬ契りとぞ思ふ

 

 

 花宴 深き夜のあはれを知るも(い)る月のおぼろげならぬ契りとぞ思ふ

 

 

 

  心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花

 

 

 

 

 

 常夏 撫子のとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ

 

 

  松風 身をかへて一人帰れる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く

この公民館の近く ナンキンハゼの紅葉が 華やかでした

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