台風一過 秋晴れの 森の里にある公民館での稽古です


今回は 良寛の五十音表の作品を参考にして 

自分なりの万葉仮名の五十音表ををつくることになりました。


良寛の五十音表 は 

 


昭和五十三年に 大修館書店より出版された 良寛の書 ↑  のなかに 


↓ 五十音表 の作品がでていました。












    







良寛書の 解説は 加藤喜一氏

五十音表の 解説の一部を 紹介いたします。


良寛は古事記や万葉集のほかに、古訓抄や三音考をも読み、記紀時代の古語の音韻を研究しているので、かくも難解な字源を知っていたのであろう。教師という職業は、五のことを教えるのに、五のことを知っているだけでは役に立たない。五のことを教える為には、十のことを勉強しておかなければよい授業は出来ない、といわれるが、良寛も、これほどの字源を消化していたからこそ、変体がなを自由自在にあやつることが出来たのである。




良寛の五十音表を 参考に 五体字類の変体仮名や 書芸文化院の 古典かな字鑑など

参考に 自分の 万葉仮名集の下書きを作りました。





↑ 芳名帳 を利用して





   ↑ 和紙のランチョンマットに

 



市販の帖に書いたいた人







   ↑ 作った五十音表から万葉仮名を使って俳句の練習した人



 ↓ から  自由作品





 


↑ 寸松庵色紙を臨書して自分で帖を作り貼った作品