万葉集の 山上億良の歌

   万葉集は万葉仮名で表記されていました
   万葉仮名は 漢字の音訓を仮りて日本語の音を
   表記した 原則的には一字一音式の字で書かれていました
   1537の歌 原文では
   秋野尓 咲有花乎 指折 可伎数者 七種花  

 

   四天王寺蔵の国宝 扇面古写経に模した高価な和紙を 
   コピーしたのに書きました 

   今では 

   秋の野に 咲きたる花を およびをり かき数ふれば 七種の花 
   およびをり は 指折りて とも書かれている本もあります

   秋の野に咲いている花を指を折って数えれば七種類の花だ 

 

   あき能能耳 佐き多る花を およびをり かき可かぞ布れハ 七くさの花

   と変体かなを入れて書きました 東京都博物館ミュージアムショップに
   売っていた 酒井抱一筆 秋草部分の一筆箋に書きました