しづ心なく花の散るらん [書道]
久方の 光のどけき はるの日に しづこころなく 花のちるらむ
紀 友則 歌
花びらがひらひら舞っているところを撮りたかったのですが
とても無理でした
我が家のさくら
昭和50年に 1メーターくらい 巾2センチくらいの棒のような木を
植えたのが 今は幹のまわり 120センチくらいの太さに育ちました
庭にこんな山サクラ(オオシマサクラ)を植えてと笑われていました
いつかは斬らねばと思いつつ 今の時期の美しい花を楽しみたいためや
愛おしさに惹かれて そのままになっております
昭和61年我が家の近く 市の四季の森という公園にみんなで
サクラの植樹をいたしました
植えた人の名前が書かれてある記念碑
わが夫の名前もあります 植えたのは私
今ではどの樹が わたしの植えた樹かわからなくなりましたが
この写真のなかにあるはずです
水面や地面に散り敷いた桜の花びらが、とても奇麗です。
沢山の桜のどこかに、ご自分で植えた木があるなんて、とても素敵ですね!
友則のこの歌は、僕も好きです。
桜の季節の終わりに、桜の和歌の記事を書きたいと思っていますが、なかなかそれらしい写真が撮れません・・・。
by albireo (2006-04-10 01:20)
我が家にも赤い葉っぱで出る、山桜系統のものがありますが、庭で花見ができて、いいですよ。
by Baldhead1010 (2006-04-10 11:16)
散り行くサクラ、情緒ありますね。
by (2006-04-11 22:33)
一面の桜の花びら、桜は散っても綺麗ですね。ひらひら舞う姿、落ちてくる雪を撮るより難しそうです。1枚めのお作品は光ったのが桜の花びらに見えます。
by penpen (2006-04-12 07:25)
紀友則のこの歌は、「古今集」のなかで一番好きな歌です。
桜と“しづこころなく 花のちるらむ”つながりということでTBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
最後から2番目の写真、優しい感じがして本当に素晴らしいと思います。
このような写真を撮ってみたいものです。
by (2006-04-13 01:41)
この歌は、私も大好きです。かな書きの書は、やはり素敵ですね。
雰囲気が感じられますね。
by INOUE (2006-04-13 23:08)
albireo さま ありがとうございます 我が家の桜の花もほとんど散りました 花びらが 玄関に舞ってきたりして嬉しくもありましたが 寂しくなります
Baldhead1010 さま 唯一の楽しみが 我が家の桜をながめることでしたが
もう儚いものでもう終りです
tanaka-ma3 さま 咲き始めのうれしさが あっというまに 散る寂しさに変わってしまいました
penpen さま ありがとうございます 古希に近い私にとっては 散るということにことさら侘しさを感じます
lapisさま すばらしいlapis さまの記事に TBありがとうございます
おやさしいコメントにも感謝いたします
INOUE さま さくらの歌はたくさん読まれておりますが どうも 寂しい歌に惹かれてしまいます ありがとうございました
by さねさし (2006-04-15 09:11)
とても良い雰囲気のある写真集ですね。
この桜の写真心が和みます。
by yatugatake (2006-04-16 10:55)
八ヶ岳恋しさま ありがとうございます つたない写真をそう言ってくださって うれしいです
by さねさし (2006-04-18 21:11)