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日比野五鳳先生 赤とんぼ つづき [書道]

    この写真の近く 銀座で   

      が開かれました(終わっております) 

           会場風景

この写真の右から6番目の横作品が 前の記事の 

 http://blog.so-net.ne.jp/sanesasi/2006-11-06

日比野五鳳先生の「赤とんぼ」のお作品でした

この前のブログの前に 「赤とんぼ」と 書展のお知らせをブログでさせていた

だき 検索でこのブログを見てきてくださった方や いつもブログでいろいろと

ご指導いただいているalbireo様も来て頂き 感激いたしました 

 

しかしこのお作品は あまりにも書の世界では有名なお作品でしたので 

盗難に遭う可能性ありということで そのブログは抹消してしまいました 

ナイスコメントをいただいた方々見ていただきました方には 申し訳なく

思っております 

 

このお作品を見るために たくさんの方々が遠くからも見にこられました 

又何度も見に来てくださった方がありました

 

もうこの作品は 東京都博物館に保管されました

お持ちになっていられたられた先生 寂しさとともに ホッとされたようです

 

 先生の「吹筆」という図録には 下の写真とともに  言葉が添えられています

 

 

日比野五鳳先生作「赤とんぼ」は珠玉にして昭和の古筆たるべし。縁ありて

我れ其(そ)を蔵すること三十有余年。享受せし心、かたちまことにはかり

知れず、生涯の宝となれり。

然れども昨今の世情穏かならず、保管に不安を感ずること多ければ、

五鳳師との約束あり、また妻のすすめもありて取敢えず 東京都博物館に

預けることとなりぬ。 いずれ時を得て寄贈いたす心なれど、願わくば

永久(とわ)に保存され、折々陳(なら)べて次なる世代への良き「みちしるべ」

ならんことを。

  平成十七年十二月七日

 

 


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コメント 7

penpen

そういう事情がおありだったんですね。お約束されたのですから、盗難にあっては大変ですものね。無事保管されて良かったです。たくさんお見えになったんですね。
by penpen (2006-11-12 21:50) 

銀座の風景、幻想的な感じがしてとても美しいです!
成る程、盗難の可能性があったのですか。無事に保管され、良かったですね。
by (2006-11-13 00:42) 

Baldhead1010

盗難・・・いつの時代にも所有欲の強い人がいるものです。
by Baldhead1010 (2006-11-14 08:19) 

aranjues

 盗難に遭うような書が書いてみたいものです(苦笑)。
日比野先生の書は年に一回20人展で見てひたすら感嘆するのみです。
by aranjues (2006-11-15 22:13) 

さねさし

penpen さん 有難うございます でも今度はいつ拝見できるか 寂しくなりました

lapis さま 有難うございます いかにも銀座と判る部分が写っていればよかったのですが この明かり 最初はみどりいろ だんだんと時間が経つうちに 明るくなっていき また場所のあかるさによってか 時間差があって 全部点くまで30分くらいかかったように思います


Baldhead1010 さま 日比野先生のお作品で 前に書道美術館で盗難に遭ってしまったことがありましたので


aranjues さま ありがとうございます 20人展に出品の日比野光鳳先生は五鳳先生の息子さまで 土橋靖子先生は お孫さまでいらっしゃいます 土橋先生も見えてくださり とても丁寧にご覧になっていらっしゃいました
by さねさし (2006-11-16 17:07) 

永遠に保存される価値のある書を見せていただきました。
盗難ですか・・・然るべき場所にきちんと保管すれば人類、みんなの宝になるものを。山野の花もそうですが、なぜ盗掘するのでしょうね。
美しいものの前でなぜ、そのような邪心が働くか・・・心を失ってしまいたくないものです。
by (2006-11-16 23:57) 

shareki

美術品の盗難は、洋の東西を問わずありますねぇ。
個人で持っても仕方無いと思いますけどね。
by shareki (2006-11-18 10:28) 

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