奇跡の松を見に東北へ 啄木の歌を [こころの近景]
東北へ 2泊3日のツアーの旅に一人参加しました
昨年NHKの全国短歌大会に応募しました 短歌
「残りたる一本の松凛として希望の女神のごとく立ちをり」
枯れゆくこの奇跡の一本松をどうしても見ておきたいと出かけました
松のそばまで行かれなく 対岸から望遠で写真に撮ることが出来ました
たくさんのウミネコが松の木のあたり飛び交っていました
上の写真は 「高台に逃げてください」 と放送し続けた女性の方の消防署
テレビで聞いた声がよみがえってきました
↓ 二枚の写真はこの近く
津波で枝がながされり龍に似たかたちとなって
今復興のシンボル「昇り龍」と新名所になりつつとか
岩手山
三陸鉄道・北リアス線 久慈駅から普代駅まで 乗ったレトロ電車
車窓から見えた 浜辺
いくつものトンネル
遊覧船に たくさんのウミネコが餌を求めて
45号線走るバスからは 土台だけになった跡に黄色い花をつけた
雑草がしげる風景 延々と続きました
亡くなられた方々のご冥福と 復興を願う
心にずっしりと重たい旅でもありました
今年は 石川啄木没後100年 「一握の砂」 発刊100年
啄木の歌が この旅をしたからこそ一層心の奥に響きます
写真に 啄木の短歌を書いてみました