第五十回水穂書展 泉屋博古館へ [書道展]
京都美術館へ 第50回水穂書展へ
特別展示 日比野五鳳 -創立者に学ぶ- 拝見して来ました
いただいた図録の ごあいさつ に
「・・・・・・・・
本年は、その創立者の書が久しぶりに京都美術館に里帰りします。かって
この水穂書展に出品された作品を中心に、名作を一部ではございますが
御覧いただきたく存じます。 世間の書に対するとらえ方はこの五十年で
大きく変化しましたが、日比野五鳳が理想とした
「清らな世界」は、時代を超えても人々に感動を
与え続けるのではないかと考えております。」
と 日比野光鳳先生が書かれていらっしゃいます
幾度か拝見しました作品が 一部屋に展示されていました
「三母呂は人の守る山・・・・」万葉集の大字作品が まず眼に
「古池ニ水草の花さかり那里」 「流水先を争はず」 ほか
中字 細字 図録には31点納められています
今まで岐阜の神戸町の五鳳美術館で拝見したのとは又印象が違った作品に見えたり
いろいろな発見 感動 勉強をさせていただきました
また土橋靖子先生の素晴らしいお作品他 会員の方々の力作に圧倒されました
あと 泉屋博古館 へ 書を楽しむ 「寸松庵」 を拝見に
ポスター の歌は
つらゆき(支)
ゆ(遊)ふつくよをくら
の山に(尓)な(那)くしか(可)の
こゑのうちに(尓)や秋
は(盤)くるらん
本物を ガラス越しですが 近くの距離で見ることが出来
本物の線の魅力 お軸の古さが又何ともいえない雰囲気に感深くしました
他に 日本の古筆では
仮名消息 (藤原俊成) 石山切 端白切 戊辰切 古筆手鑑 など
博古館のお庭