歌会始「静」平成二十六年 [短歌]
1月15日 午前10時半から NHK放送 歌会始 皇居から中継をみました
平成二十六年歌会始御製御歌及び詠進歌 は
↓ 宮内庁のホームページ をクリックしてください
http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h26.pdf
年の始めにおなじく静ということをおおせごとによりて詠める歌 と
応募総数 21680首の中から 入選された
一番年齢の若い 15歳の 加藤光一さんの 歌
から詠み上げられました
最高齢84歳の方の歌 のあと
選者 篠弘様 召人 芳賀徹様
続いて皇族代表 三笠宮彬子さまのお歌
雅子さま 皇太子さま
皇后さまの御歌 (懐紙に御自ら書かれた)
最後に 天皇陛下の御歌 3回 披講されました
選にもれた歌は 都道府県別に分けられ 陛下のおてもとに届けられると
解説者のお話がありました
今年もその中に一首いれていただきました
来年の 御題は 「本」と決まりました
↓ は
詠進歌とは違いますが 「静」が入っている 歌 を書作品にしました
くづれゆく姿愛(かな)しき古寺を訪うふ人なしに杜の静寂
古寺の美しさはまさに崩れんとしてゆくところにあるという
近くの日向薬師の本堂は茅葺屋根の草枯れしまま板壁の無数の
穴から光さしこみ千年の塵をかぶったまま密やかな風情に惹かれていた終に零落烈しくいま建て替え中也