万葉集歌 秋の七草 その一 [書道]
万葉集の 山上億良の歌
万葉集は万葉仮名で表記されていました
万葉仮名は 漢字の音訓を仮りて日本語の音を
表記した 原則的には一字一音式の字で書かれていました
1537の歌 原文では
秋野尓 咲有花乎 指折 可伎数者 七種花
四天王寺蔵の国宝 扇面古写経に模した高価な和紙を
コピーしたのに書きました
今では
秋の野に 咲きたる花を およびをり かき数ふれば 七種の花
およびをり は 指折りて とも書かれている本もあります
秋の野に咲いている花を指を折って数えれば七種類の花だ
あき能能耳 佐き多る花を およびをり かき可かぞ布れハ 七くさの花
と変体かなを入れて書きました 東京都博物館ミュージアムショップに
売っていた 酒井抱一筆 秋草部分の一筆箋に書きました
東博ミュージアムショップの、この一筆箋、持っています。
殆ど、使わないのですが、抱一の絵が好きなものですから。
sanesasi さんの書が入ると、まるで違った趣を感じます。
by albireo (2005-08-22 00:13)
どちらも素敵な和紙に書かれていて、素敵です。特に下のは屏風に書かれているような感じです。万葉仮名と変体かなは違うのですか。
by penpen (2005-08-22 21:56)
いつもながら、美しいですね。
いいです!
by Arcadia (2005-08-22 22:16)
こんな達筆だったらなぁ。
by (2005-08-23 10:16)
sanesasi さんに書いてもらったTシャツ、売れるかもしれない!
by Baldhead1010 (2005-08-23 13:18)
albireo さま ありがとうございます 東博のミュージアムショップが大好きなのです ついつい 何か買ってしまいます 平成館の講堂で 月1回 平安書道研究会があるのですが わたしは 旧講堂のとき 20年以上前に卒業して
今はご無沙汰しています 本館の書の展示室へは ときどき 拝見に行ってます 東博は 落ち着き大好きな場所です
by さねさし (2005-08-23 19:58)
penpen さま ありがとうございます 紙は 高価な芸術品のような和紙もあります 私なんかが書くと値打ちが下がったりして かなについては またいつか 書きたいと思っていますが 現代使われているひらがなは 明治33年文部省で48文字の平易なひらがなを選定し標準とされたもので この ひらがなに対して 昔から使われていた 多種多様のかな文字や万葉かななどを含めて 変体がなと呼ばれています
by さねさし (2005-08-23 20:26)
Arcadia さま いくつになっても嬉しいコメントをいただき 有難うございます
by さねさし (2005-08-23 20:38)
tanaka-ma3 さま ありがとうございます いい字を書きたいのですが
書けなくて 悩んでおります
by さねさし (2005-08-23 20:41)
Baldhead1010 さま うれしいことを云って下さいますね でも 売れないし
文字って単刀直入に表現してしまいますので 以外に
恥ずかしくて着れないです
by さねさし (2005-08-23 20:48)
いつ拝見しましても、「変体かな」の書は、素晴らしいですね。
一筆箋に書かれて、より一層素晴らしい書になりましたね。
このような書をお書きになれるとは、うらやましいかぎりです。
by INOUE (2005-08-23 21:34)
INOUE さま いつもありがとうございます 今日今まででパソコン故障しておりました パソコン中毒 ブログ中毒の感ありで もう少しゆったりとして 続けたいと反省しております
by さねさし (2005-08-24 19:50)