手習い歌 いろは歌など [書道]
手習い歌のなかの いろは歌について
仮名書道の稽古には
先ずは いろは歌の「い ろ は ・・・・」から大体はじめます
この「いろは四十七文字」は古い時代につくられた歌で
だれがどのようにつくられたかはわかりませんが
広辞苑によると
いろは‐うた【以呂波歌】
〓手習歌の一つ。音の異なる仮名47文字の歌から成る。「色は匂へど散りぬるを
我が世誰ぞ常ならむ有為うゐの奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」。
涅槃ねはん経第十四聖行品の偈げ「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」
の意を和訳したものという。弘法大師の作と信じられていたが、実はその死後、
平安中期の作。色葉歌。
と書かれています
縦書きにして 書いてみました
深い意味を持った歌として また文字を覚えるためのうたでもありますが
文献上 はじめて出たといわれる
「金光明最勝王経音義のいろは歌」 が 残されています
金光明最勝王経についての音義であり
音義とは経典での字義や発音を解説するもので
音訓の読みとして仮名の一覧として使われていたそうです
文字は 万葉仮名(漢字)で書かれています
ひらがな で
カタカナ で
ひらがなの 字母の変体仮名で
このほか
・ひふみ歌
・天地(あめつち)の歌
・大為爾(たいに)の歌
・ 雨降歌
・ 鳥啼歌
など ありますが 次にします