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日展5科 書を観に行く (2013年) [展覧会]

毎年欠かさず日展を観に行っております 

 今年の日展は 開幕二日前の朝日新聞朝刊一面トップの 告発記事で

大臣賞の授与が撤回され話題となりました

 

国立新美術館へ夕方4時半ごろ 地下鉄乃木坂駅方面から入館

入り口の看板

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12月8日までです

 

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3階の 五科 書 を拝見

例年どうり 力作が展示されていました 1000点近くを見るには疲れました

書の科だけは 他の科に比べ搬入作品数がだんとつに多く 

入選の確率が低くなっています

今年の45回日展の 入選点数 及び審査所感は ↓ をクリックしてみてください

http://www.nitten.or.jp/exhibition/shokan.html

 

書 は

 搬入数 1万点余の中から 974点入選 10パーセントに満たない入選率

今回 不正審査提起となった 篆刻部は 搬入数767点 入選数 55点 

 

朝日新聞 「日展書道、入選を事前配分」 「有力会派で独占」の記事は

衝撃的に受けとる人と 以前から当然のように思われており今さらと思う人も多く

いらっしゃいます

どこの公募展の審査にも全く同じようなもの 長年の慣行で 

出品数の多い会が 有利であることは当たり前のようになっています 

展覧会に出品するための費用 入選したときのお礼などの費用が高い 

審査員の書風に似た作品でないと入選できない

どこかの会に所属していないと入選できない  など など

それが書道界だと 書を好きな方が 書道界の醜さに失望されて 

書から離れていかれた方が 今までにもたくさんいらっしゃると思います 

 

書は本当に 素晴らしい芸術だと思います

心に響く 言葉をどのように表現するか

書の素材である言葉を 探したり 調べたり 

名筆 古筆の本物も 観に行かなければなりません

書以外の 多くの勉強がとても大事と痛感しております

 

 ↓ 高村光太郎 「書について」 が読むことが出来ます

http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/card46371.html

 

著作権があり 作品の紹介は出来ません

 ↓  閉館間際の写真です (エスカレーターから撮りました)

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 ↑ 案内の机のスタンド

 

6時閉館 外 地下鉄への エレベーター前から 

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