夏の優品展 料紙のよそおい 五島美術館へ [書道展]
東京 世田谷上野毛の 五島美術館へ
料紙のよそおい 夏の優品展 へ行ってきました
料紙装飾に関わる
○茶毘紙
○染めるー 染め紙
○漉き込むー 漉染・雲紙・飛び雲
○刷る・摺る・擦るー雲母刷り・蝋箋
○撒くー金銀箔
○描くー下絵・装飾経
○継ぐー破継ぎ 切継
をテーマごとに
古筆や写経などの作品74点展示されていました
戸隠切 一字宝塔法華経断簡 藤原定信筆
に惹かれました
40年ほど前に 一字宝塔経金銀交書 般若心経を 書いたことを
思い出しました
↑ は 紺紙の染紙に 銀泥で界線を引き 五輪の塔の形を篆刻した印を
胡粉で一塔ずつ刷り其の塔の中に 一字ずつ書き
一行ずつ金字と銀字と 交書 した心経 です
拡大部分
↓ は 紫に染めた紫紙に ↑ と同じように書いた心経
40年近く立つと 銀の文字は 見えなくなっています
五輪の塔は
五島美術館の お庭にありました
継色紙など素晴らしい古筆のほかに
江戸時代の 小倉山荘色紙和歌帖 の切継などの料紙
「武家はんしやう」 の小さな帖 が参考になりました
お庭は 六地蔵や沢山の石仏がいらっしゃいました
ねじり花も咲いていました 小さいけれど なにか主張していました