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かな書を楽しむ「はがきに書く」 [かな書を楽しむ]

市の生涯学習で 「葉書に書く」 講座 が終わりました

1回目 短歌         2回目 俳句  

3回目  ↓ 詩 を書く稽古 

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   ↑ 書いた葉書を ボードに 貼りました

4回目 家で飾れるような作品に仕上げる

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ダンボールを利用して額にしたり 軸仕立てにしたり アルバムを剥がした一枚に貼ってリボンを着けたりして 飾れる作品に仕上がりました  また 写真用のアルバムにたくさん書き上げた葉書を貼り 一冊の本仕立てしたり それぞれ工夫されて 仕上がりました

お互いに作品の批評をしたりして書の楽しみ方の 一つを体験できたと思います


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かな書を楽しむ はがきに短歌を [かな書を楽しむ]

前記事に続いて 今回は はがきに 短歌を書く稽古をしました

↓ は 参考作品

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会津八一の歌を
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 原文どうり ひらがなで書く
変体がなで書く 漢字に変換して書く 稽古
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↓ 約2時間で 自由に書き上げた受講者作品
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次回は 詩を書く予定です

  


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かな書を楽しむ はがきに俳句を書く  [かな書を楽しむ]

市の生涯学習 かな書を楽しむ の講座で 

はがきの大きさに 俳句を書く稽古と タンポポを筆にして好きな言葉を書く稽古をしました

↓ は参考葉書

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 タンポポを筆にして 書いてみました

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 自由に稽古した 一部です

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書の楽しみ [かな書を楽しむ]

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東京国立博物館から メールマガジン が おくられてきました

その中の  講演会 のおしらせ ↓ をみて

書の楽しみ

書は見るだけでも楽しめる。読んでも楽しめる。時代の好みに従って姿を変える書を、いろんな見方で楽しめることをお話します。

2014年3月22日(土)
時間
13:30~15:00 *開場は13:00を予定し
日程
ております
会場
平成館-大講堂
講師
島谷弘幸(副館長)
定員
380名(先着順)
聴講料
無料(ただし当日の入館料が必要)

 


いつも毎日新聞 日曜版で書かれている 

「書の美」の記事を楽しみに読んでいますので

島谷副館長氏の お講義はぜひとも聴講したいと

でかけました

 

書は読めなくてもよい というお話から

小松茂美先生とのご縁 これまで東博で関わられた展覧会から 

西本願寺本などの裏話などしてくださいました

 書の楽しみ方の一例としての書の魅力は 

・筆の線の美 として 重厚な線→藍紙万葉集 

            闊達な線→一休宗純  

・連綿の美 

・空間構成の美 

 として 枡色紙を例に 

 文字の行間と重書で 奥行き 遠近感が出ている  

 ↓をクリックすると 升色紙の 画像がでます

http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=B1325&t=type_s&id=24

 

継色紙は粘葉裝の冊子本であった

 折った側を糊をつけて本にしたもので 糊をつけたところは開きにくい

 ので そのページは書かないで飛ばして継ぎのページに書かれていた

 為ページをめくるという立体的な鑑賞ができ 余白の美を感じられた 

巻物は 次々とひらいていくうちに先がどう書かれているかという

興味があり

光悦の書 寛永の三筆といわれる信尹の絵に書かれた「し」

の線や 散らしの美 絵と書の調和 絵よりも書の方が上に

みられていたこと など

最後に

書を見るコツをあげてくださいました

・自分の好きな書をみつけること

・書の美しさを ・・・・・(あと聞き漏らしました)

・さまざまな書の背景を知ること  

 とても興味深い一時間半 あっという間でした

 

その後 本館へ行き 見た書 ↓ は

4室の お茶の部屋に展示されていた 勘返状です

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拡大すると 

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織部の書状に その返事を信尹が余白に書かれていて 一紙に 二人の合作

今のメールの やりとりのような感じで面白く拝見

 

↓ は法語 が 書かれている お軸 

館長さんのお話で 字形がくずれても 上手くなくても味がある書の

お話を伺った後ですので 言葉はわかりませんが 字形 行間 行の流れ 

墨色などとても楽しく拝見しました 

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上野のそめい吉野の花はまだ つぼみでした

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    ↑ ユリの木 

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平成館から本館に 行く途中で スカイツリーが見えました

 

 

 

 



 

 


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かな書を楽しむ (百人一首を書いて粘葉綴じの冊子をつくる) [かな書を楽しむ]

市の輝き塾講座の 「かな書を楽しむ」で

百人一首を書いて 平安時代の本の装丁の一つ 粘葉綴(でっちょうとじ)の

冊子本に仕上げる ことになりました

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 ↑ 料紙を二つ折にした見ひらき部分 

 

 ↓ 二つ折にした背の部分 2枚を 四ミリほど糊をつけて 貼ったところ

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持統天皇の この歌は

百人一首では

春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふあまのかぐ山

万葉集では

春すぎて夏来たるらし白栲(しろたへ)の衣乾したり天(あめ)の香具山 (巻1)

万葉集は 漢字ばかりで書かれていました 原文は

春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山

古事記や日本書紀も 中国から入ってきた漢字で書かれています

漢字で日本語を書きあらわすやりかたを 「万葉仮名」と呼ばれています

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山部赤人の歌

田子の浦にうち出でてみれば白妙のふじのたかねに雪はふりつつ

万葉集では

田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ不盡の高嶺に雪は降りける 巻3

万葉集全講 著者 武田祐吉 の本の 書きくだし文は

 

田児の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ不尽の高嶺に雪は零りける

原文は

 

田児之浦從 打出而見者 眞白衣 不盡能高嶺 雪波零家留

 

「雪はふりける」 雪が降ってあった 積もっているのを見て詠んだ歌

 

と注釈があります

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 ↓  粘葉綴じや 襲綴じなどの冊子本 

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百人一首 を全部書き上げるには 1年くらいかかるところ 4回だけの講座です

歌は最初の十首だけを 一冊に仕上げることになりました

本にする前の 書き方の練習用見本

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  粘葉綴の冊子本として有名なのは 

国宝の継色紙 ↓(東京都国立博物館)があります

http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=B2459&t=type&id=24 

 

粘葉綴の方法は 

料紙を半分に折って 背の方を 糊で四ミリくらい 貼るだけの簡単な 装溝です

現在 表裏両面に 書くことができる 練習用の料紙が手に入りにくいのが難点です

練習用料紙(表だけ)や コピー ワープロ用和紙に古典風模様を表裏に

印刷したものをつかいました

 

 


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