歌会始の御題によせて 光(平成三十一年) [書道展]
歌会始の御題によせて 前期展へ
毎日書道会の参与会員の先生 審査会員の先生方のすばらしい作品に混じって
学生たちの公募書道展の作品とは まったく違った
3歳のお子さんからのユニークな ユーモラスな作品などに
とても癒されました
2020年から 学校の教育方針が 今までの先生の講義を聞くだけの授業から
主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)が実施されるようになります
書道では どんな指導法になるのでしょう
お手本どうりに上手に書くだけではなく お子さんの個性溢れる書へと変化していくことと思います
その魁のように感じる作品をこの展覧会に感じうれしく思いました
お子さんたちの 楽しい作品をみたあと 会場から外を見ると初雪が降りだしていました
一茶の 俳句
「初雪やいろはにほへと習う声」 と重なりました
新春の書道展めぐり(亥年) [書道展]
現代の書 新春展 ー今いきづく墨の華ー
和光ホール24人展
セントラル会場100展
日本橋 高島屋 第63回 現代書道二十人展
上野 東京都美術館
書の祭典 第73回 日書展
見る、知る、感じる 現代の書
上野公園の 看板
文化の日の 書道展めぐり [書道展]
文化の日に 書道展をめぐってきました
御成門近く 東京美術倶楽部へ
飯島春敬 書の門流展へ
春敬記念書道文庫の名筆とともに を拝見に
古筆展示は
小野道風 「絹地切」 伝藤原行成筆 「かな消息」
伝紀貫之筆の 「高野切第一種 第二種 第三種 」 「名家集切」
↓ 伝藤原行成 「関戸本古今集切」
(会場でいただいた 案内 の「おみなへし」 )
↓ 現代作家 展示会場
銀座 和光へ
第二回 美の魁け 日展の現代(いま)
書部門では 日比野光鳳氏 小山やす子氏 土橋靖子氏
今年 文化功労者に選ばれた井茂圭洞氏ら14名の作品が展示されていました
↓ 和光の ショウウインドウ
このほか東京銀座画廊・美術館8階で
第42回 書壇巨匠展 MINI作品展 ほかめぐってきました
読売書法展 読める書への挑戦 [書道展]
乃木坂の国立新美術館へ 読売書法展
本格の輝き 第35読売書法展 「記念事業」 読める書への挑戦 へ行ってきました
いただいた ビラには
第35回の節目となる今年の読売書法展では、“読める書”に取り組んだ先達の「漢字かな交じり}作品を取り上げ、・・・・・
「調和体」のこれまでの歩みを紹介し、現役幹部書家の最新の調和体作品などとともに、現代の書が秘めた進化の可能性を追求します。 と書かれています
詳しくは ↓ を
出品作品リストには
日比野五鳳 小阪奇石 今井凌雪 西河寧 桑田三舟 村上三島 ほか27名
一人 1点から3点 48点の作品が展示されていました
勉強不足の私には やはり読めない書もありました
日比野五鳳作品は
土井晩翠 「荒城の月」
石川啄木 「あたらしき心」 (あたらしき心もとめて名もしらぬ街など今日もさまよひて来ぬ)
松根東洋城「のどかさ」 (のどかさに寝てしまひけり草の上) の三点
今まで 拝見した作品や私が持っている図録で見る作品とは 違った別な作品でしたが
やはり 一番 素晴らしく 感動いたしました
現役幹部書家の調和体作品 力作拝見しましたが
読めて親しめる書 でありながら 芸術としての書の難しさを痛感して帰りました
会場風景
第70回毎日書道展 [書道展]
毎日書道展 前期展(7月23日まで) 国立新美術館へ
7月22日に表彰式が開かれました
↓ をクリックすると 表彰式の動画が観られます
会場風景
役員作品展示室
文部科学大臣賞作品
第70回毎日書道展特別展示 墨魂の昴 近代書道の人々
近代書道の礎を築きあげた書人64人の作品を展示。「現代の書」の黎明期に光を当てる。
命の表現 豊かに ↓ の記事へ
毎日新聞 7月26日 夕刊「書の世界」 に 「黎明期に光を」の 記事 ↓
連日の猛暑の中 会場内は熱心に鑑賞されていました
後期展は (漢字 近代詩文書 篆刻 刻字) 8月5日まで
筒井敬玉23回忌・書展へ [書道展]
筒井敬玉23回忌・書展 へ行ってきました
敬玉先生が亡くなられてはや23年経った今 先生のお作品を目のまえに感無量 今になって改めて敬玉先生の素晴らしさを再認識させられました
↑の 写真 右下の 「書の世界」 は 毎日新聞 記事 へ クリックして御覧ください
↑ 「百人一首」の帖に見入ってしまいました
↑ 万葉集 20巻のうち 広げられた 数巻
毎日新聞 「書の世界」で 桐山記者の言葉の
「紙に凝り、言葉の意味を考えながら何とも楽しげに筆を走らせた様子が伝わってきて、感銘を受けるに違いない。
とりわけ、強じんな書線の魅力的なこと! 微妙な変化をつけながらも、ぐいぐい進んでいく線の運動にうっとりさせられる。・・・・・」
お言葉どうり うっとりとさせられました
記事に添えられた写真は ↓ 3点 です
このほか 百人一首
主催者のご挨拶に 「生前の敬玉をご存知の方には 懐かしく思いだしていただけたら・・・・・」と書かれていました 敬玉先生に30年近くご指導いただき 今先生のなくなられた歳近くになり 懐かしさ以上の深い複雑な思いがこみ上げてきた書展でした.
(作品写真の記載については ご遺族から許可をいただいております。)
水穂書展(第56回) [書道展]
水穂書展へ行ってきました
第54回点までの京都市立美術館の会場と違って みやこめっせの会場に入ると
明るく 広々とした会場に華やかな大作に圧倒されました
長い歴史を持つ伝統的な書 様式美を失うことなく雅な世界を鑑賞させたいただきました
特に平成29年度日本芸術院賞を受賞された 土橋靖子先生のお作の素晴らしさに見とれてしましました
この会場に入る前に 日比野五鳳先生のお墓を詣でましたので
土橋先生の 「川蝉や池をめぐりて皆柳」 (正岡子規句) 拝見しているうちに
五鳳先生の「古池に水草の花さかりなり」 の作品と重なる思いに感深くしました
あと 光悦寺へ 光悦墓所に 詣でました
もう 萩の花が数輪 咲いていました
日本詩文書作家協会書展 [書道展]
銀座へ 日本詩文書作家協会書展に行ってきました
協会創立45周年記念 日本歌人クラブ創立70周年記念
詩歌と書の世界
特別企画: 「短歌と書の世界」書家が書く現代短歌の粋
前期は 6月10日(日)まで 後期が6月12日(火)~17日(日)5時まで
詳しくは 毎日新聞 6月7日日 夕刊 「書の世界」 ↓を御覧ください
会場風景
出品者の全氏名 と
常任顧問の先生から参与の先生までの 作品制作の思いが 書かれていました。
残念なのは 短歌および作家名が 記載されていなかったことです。
会場は 昨年までと違って 前期 後期と 分かれたことによって 広くゆったりとみられました。
書作品から 短歌を読むまでに至らなかったり 歌のイメージと書の融和が薄かったり、
短歌の心が素直に響いてこなかった作品があったことを寂しく思いました。
作品制作の思いを読みますと とても素晴らしいお言葉です。
鑑賞者からは その思いが作品からは伝わってこない作品があり
本当に 書は難しいと感じました。
「今をえがく書」展 (2018年) [書道展]
「今をえがく書」展へ 横浜そごう美術館で開催中
詳しくは ↓ をクリックしてみてください
「お宝展」も開催中です
私も 出品しています
書家以外の 作家 芸術家たち「先人の書の念い」として 帖にしました
次の記事にしたいと思います
館内は 写真撮影禁止ですが
↓ は撮影許可の高校生の葉書作品
現代女流書100人展 (第49回) [書道展]
銀座へ 現代女流書100人展へ
写真は 会館入り口 の デジタル看板から
↓ 会場内風景
2月9日に 秋篠宮家の長女眞子さまが鑑賞されました
毎年皇族の方が御来駕され 皇后陛下 華子様が
鑑賞された年もあり はなやかな展覧会です
同時開催
現代女流書新進作家展
↓ 会場風景
毎日新聞主催 毎日書道会の審査会員ら今年選ばれた100人による 展覧会です
詳しくは ↓を クリックしてみてください
https://mainichi.jp/articles/20180206/ddm/010/040/038000c#cxrecs_shttps://mainichi.jp/articles/20180206/ddm/010/040/038000c#cxrecs_shttps://mainichi.jp/articles/20180206/ddm/010/040/038000c#cxrecs_s
書の壁面による 字の造形美の追求に眼が奪われる作品多く
ことばを書く 書でありながら 言葉を詠む気にならず 句や歌や詩の心が 伝わるような 優しさ 叙情にあふれた書がほとんど見られなかったことに とても寂しさを感じました