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墨の風琴扇 [書道]

 福地桂之助の書 墨の風琴扇 を見に行ってきました

 

 

 

 

残念ながら もう終わってしまいましたが 

扇子や うちわに 俳句 詩 漢詩 歌などいい言葉が書かれた 素晴らしいお作品が 

小さいけれど とても雰囲気のあるギャラリー  まるで お扇子が風に吹かれているように

 蝶蝶が舞っているように飾られていました

          (残念ながら 写真がぼやけてしまったり 雰囲気はとても撮れませんでした)

 

 拝見した後 今もこころに強く残る いい書展でしたので ご紹介したく思いました

 

 

 

案内に惹かれましたお葉書

 

 

 裏面  ( 偶然は 準備を していない人を 助けない   パスツール

作品集

作品集から

 墨の旅人、福地さんは風の始まりと終りを熟知しています。
たたまれた微風は、墨と言葉によって美しい化学反応をおこします。
扇達は風琴を鳴らし、風雅に、風流に、墨の風紋を作りつづけます。
そして扇は、風の物語を話し終るのです

                   ギャラリーオキュルス 渡辺東

 

 

 

 

 

 

 

 この日の帰り 電車のなかから見えた落陽の美しさ 

駅について我が家の近くでやっと残照を 撮ることができました

書の素晴らしさ 自然の素晴らしさを満喫できた 幸せな一日でした

 

 

 

 

 


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かながわ書道まつり 2 [書道]

「かながわ書道まつり」 に行ってきました

書の普及と発展をねがって 開催され 

またノーベル平和賞のワンガリ・マータイ女子の提唱する「もったいない運動」と

毎日新聞社が創立135周年事業として地球環境問題に取り組む植樹活動

「マイマイツリー運動」を応援するチャリテイー小品展が開かれています

 小品が390点 ところせましと展示されています

 

 

 

 

ランドパークプラザの1階 ガーデンスクエア での 席上揮毫風景

 

 

 

 

 

 

 

  3階から撮りましたので 開花 と 書かれたと思います

 

 

   ランドパークタワーの69階展望フロアーから撮りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           寒い風の冷たい日でした

  JR桜木町から ランドマークタワーへいく途中

 

 

  真ん中のビルは ?

 

 

 

 

 


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日比野五鳳先生 赤とんぼ つづき [書道]

    この写真の近く 銀座で   

      が開かれました(終わっております) 

           会場風景

この写真の右から6番目の横作品が 前の記事の 

 http://blog.so-net.ne.jp/sanesasi/2006-11-06

日比野五鳳先生の「赤とんぼ」のお作品でした

この前のブログの前に 「赤とんぼ」と 書展のお知らせをブログでさせていた

だき 検索でこのブログを見てきてくださった方や いつもブログでいろいろと

ご指導いただいているalbireo様も来て頂き 感激いたしました 

 

しかしこのお作品は あまりにも書の世界では有名なお作品でしたので 

盗難に遭う可能性ありということで そのブログは抹消してしまいました 

ナイスコメントをいただいた方々見ていただきました方には 申し訳なく

思っております 

 

このお作品を見るために たくさんの方々が遠くからも見にこられました 

又何度も見に来てくださった方がありました

 

もうこの作品は 東京都博物館に保管されました

お持ちになっていられたられた先生 寂しさとともに ホッとされたようです

 

 先生の「吹筆」という図録には 下の写真とともに  言葉が添えられています

 

 

日比野五鳳先生作「赤とんぼ」は珠玉にして昭和の古筆たるべし。縁ありて

我れ其(そ)を蔵すること三十有余年。享受せし心、かたちまことにはかり

知れず、生涯の宝となれり。

然れども昨今の世情穏かならず、保管に不安を感ずること多ければ、

五鳳師との約束あり、また妻のすすめもありて取敢えず 東京都博物館に

預けることとなりぬ。 いずれ時を得て寄贈いたす心なれど、願わくば

永久(とわ)に保存され、折々陳(なら)べて次なる世代への良き「みちしるべ」

ならんことを。

  平成十七年十二月七日

 

 


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日比野五鳳先生 赤とんぼ [書道]

銀座で開催しておりました ある書道展で 日比野五鳳先生の 「赤とんぼ」

という素晴らしい作品を拝見できました 

もう30年前 昭和50年 朝日20人展に出品された作品だそうですが 

漢字とかなが調和し 童謡のメロディが聞こえるような名作といわれて

おりますが ほんとに素晴らしい作品と感動いたしました

夕焼け小焼け  赤とんぼ などくりかえしの言葉や 「の」がたくさん

出てきますが どの文字も同じ形や線ではなく  しかも誰でもが読めるように 

書かれています

わが師は この「赤とんぼ」はそれぞれの文字のうらがわに隠されている修練と

技術は 深い深い玄の世界です また神経の行き届いた造形美が見事と

おっしゃっています 日比野先生の字はおしゃれです 一つの文字をバラバラ

にして 再構築する過程でそれが発揮されるのです ただ師の真似ではなく 

あらゆるジャンルから美を見つけ出す心と努力が大切ということでしょうか・・・・ 

ともおっしゃっています

たよりもたへはてたの 「へ」の横 とまってゐる の「ゐ」の横に 「え」 「い」

と添え書きがしてあります これは 仮名づかいが 旧仮名づかいで書かれて

いたのを 展覧会場で 訂正されたと伺っておりますが とても美しくみえます

東京都博物館に保管ということで 今度はいつ 拝見できるでしょうか

 

 

      写真をクリックすると大きくなります

   

 

 

    銀座のあかり

 

 

 

 

     前の記事を抹消してしまい申し訳ございません

     ナイスコメントいただきました方 見てくださった方に 

     感謝とお詫び申し上げます

 


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小布施 栗の木美術館  [書道]

 

 

   小布施の 栗の木美術館

   いつもご指導していただいている 先生の 個展が開かれます

   小さくても とても雰囲気のよい美術館です

   福地先生は 芸に対して 一番高いところを常に目指していられて 

   作品は見る人の心に何らかの感動を与えてしまうような 文字 言葉を

   素材に書道を越えた芸術作品と私は思っています

 

   小布施に行かれるようなことが ありましたら

   お立ち寄りくださいませ

 

 

 

 

 

       1枚目の写真は 福地先生が書かれました

       桜井甘精堂 にあります 一茶の句碑

          そば時や 月の信濃の善光寺

       苔も生え風雪に耐え 文字が読みにくくなってきましたが

       とてもいい碑だと思います 

 

       2枚目は 栗の木美術館内

       2年前の 個展のとき写真です

 

                    

 

        


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日向薬師の彼岸花 [書道]

   

   お彼岸に 日向薬師に詣でました

   棚田には 彼岸花を見に 観光客が大勢見えますので 

   夕方に出かけました

   ちょうど 山に陽が落ちる頃

   案山子が 西方の 陽に向けて 祈っているようにも 願っているようにも

   感謝しているようにも 見えました 

   西方浄土という言葉にぴったりだと思いました

   阿弥陀仏の極楽浄土は 西にあるとされて 太陽が真西に沈む 秋分の 

   日に夕陽を拝すると極楽浄土に到るとか

 

  

      

        南無陀佛 南無阿弥陀佛 曼珠沙華  一茶句

 

 

 

 


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曼珠沙華 GONSHAN GONSHAN [書道]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の記事で lapis様からコメントをいただき TBしていただきました

素晴らしい記事を拝見して 北原白秋の詩  を読み書かせていただきました

 


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重吉詩 神様 あなたに会いたくなった [書道]

 

  平成9年にワシントンの桜祭りに参加したときに アーリントン墓地へ

  詣でました

 

 

 

 

  彼岸花がもう咲いていました

  すぐそばの家庭菜園の畦のようなところに 一本の箒草?の中から

     一輪だけ顔を出していました 

 

 

 

 

 


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八木重吉詩 虫 [書道]

      虫時雨の夜に

 

 

          蟲

       八木重吉詩  (原文)

       蟲が鳴いてる

       いまないておかなければ

       もう駄目だと

       いふふうに

       鳴いてる

       しぜんと涙が

       さそはれる

 

        現代仮名つかいで

 

   庭の方にぶら下がっている カラスウリ もう実になっています

   この下で 虫の音が 

 

 

       水引の花の近くでも 

 

   

 

 

 

        これは ソフトで いたずらしました

 

 


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セミの羽化 しづかさや岩にしみいるせみの声 [書道]

  セミの羽化をはじめて見ました

4504406.jpg

 

         上の写真は 二日目に撮った写真

 

      我が家の庭にせみの抜け殻がたくさん木についています

     地面も穴だらけ albireoさまのセミの羽化を 拝見して

     いつか 羽化を見ようと思っていました 3日くらい前から

     観察に入りました

     初日は 幼虫なのか 抜け殻なのか解らなくて ちょっと触ってみまし     

     たら 細い枝が折れてしまい幼虫は逃げていきました

     2日目 撮りに撮りまくったのですが失敗多く ボケたり 

     光ってしまって 白く写ってしまったりでした 

     昨夜やっと 何とか写真にも撮れました

     アブラゼミでないことだけは 解ったのですが 

     殻の大きさ2.5~3センチほどで小さく 羽化後の

     せみの体長は5センチくらい ヒグラシのように思いますが 昆虫

     音痴の 私にはわかりませんが

 

 

4503686.jpg

 

 

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4503681.jpg

      上の写真は

    2日目の夜中12時ごろ 羽化したセミを見に行きましたら いなくなり 

    家の壁に張り付いていたセミが もしかして 羽化したての1枚目のセミ  

    かもしれません

    5~6センチくらいのヤモリが セミのほうをみておりました 

    このあと どうなったかは わかりません

 

    4504309.jpg 

 

 

 

   

 4503711.jpg

     閑かさや 岩にしみいる せみの声  芭蕉句

    この句のセミが 何のセミか いろいろ説があるようですが

 

 

 4503779.jpg

 

      いましがた 此世にいでし蝉の鳴  一茶句

 

↓は 2008年の 蝉の羽化の記事です

http://sanesasi.blog.so-net.ne.jp/2008-08-07

 

 


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